8月に茨城県の国営ひたち海浜公園で開催予定だった音楽フェス『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2021』(以下、ロッキン)の開催中止が7月7日に決定。公式サイトによると、2日に茨城県医師会から中止または延期を検討するよう求める要望書が手渡されたことをきっかけに中止が決まったとのこと。一方、東京オリンピックは緊急事態宣言下で開催される予定になっている。
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この日『バイキング』には元JOC参事の春日良一氏が出演し、「オリンピックは特別」と強調。しかし、番組の中で話を振られた岩尾は、自身が毎年のようにロッキンに行っていたことを明かしつつ、「僕個人で言うと、『オリンピックのスポーツの力でみんなを元気に』とか『乗り越えよう』みたいなことを言いますけど、それも分かるんですけど、僕個人としては、こういうフェスとか音楽の力で元気になることの方が今まで圧倒的に多かった」と断言した。
さらに岩尾は、「オリンピックに関わるような人間が『オリンピックは特別なんです!』って言ったときに、ライブ楽しみにしてた人やミュージシャン、文化祭中止になった人が、誰が応援すんねん!」と反発。「『見てみ、スポーツの力で元気になるから』って押し付けられても……」と困惑したように語った。
岩尾は「いや、オリンピックも大事だし、文化祭も大きなフェスも全部大事です。だから、本当に感染拡大したときは泣く泣く中止やけれども、みんなできる範囲で、オリンピックの犠牲として中止じゃなくて、できるときはみんなできる範囲でやりましょうってせんと。みんなオリンピック、しかめっ面で見るんじゃないかな」と語った。
この岩尾の発言にネットからは、「本当に今のオリンピックは押し付け!」「言いたいことを全部言ってくれた」「確かにスポーツの力で元気になる人もいるし音楽の力で元気になる人もいる」という賛同が多く集まっていた。