男は市が防災行政無線を使用し、新型コロナウイルスの感染拡大に関する放送を行うことに腹を立てると、4月17日に市のサイトに設置された問い合わせフォームに「放送がうるさい」「何がコロナだ。ふざけんな馬鹿野郎」「流したら怒鳴り込むか職員をぶっ殺す」などと脅迫めいた書き込みをした。
同19日になり、書き込みを発見した市の職員が警察に通報。捜査の結果、同市に住む46歳無職男の犯行である可能性が高まり、警察が今月16日に威力業務妨害の疑いで書類送検した。警察の取り調べに対し、男は容疑を認めているという。
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新型コロナウイルスが蔓延しているにもかかわらず、政府や地方自治体は「自粛」を強いるのみの状況。ワクチン接種は進みつつあるが、社会全体が暗いムードになっており、イライラを募らせた人物が今回のように、第三者へ八つ当たりするとも思える事件が多々発生している。
岐阜県では15日にも、岐阜市内の病院で「ワクチン接種券を無くした」と主張した73歳無職の男が病院に押しかけ、院長に体当たりをして怪我をさせるというなんとも情けない事件が発生したばかりだった。
またも発生したコロナへのイライラを爆発させた事件に、「ずっと家にいるからイライラするんだろ。働けよ」「夜間勤務者などは昼間に寝ているし、うるさいと感じることは理解できる。しかし、感情に任せて違法行為をするのはよくない」「冷静に意見するべきだった」「気持ちはわかるけどやりかたがまずい」などという意見が上がった。
様々な意見が上がっているが、不適切な投稿で業務を妨害したことは、犯罪だ。