第6話は、鴨居(橋本じゅん)が警察に連行され、一人になってしまった海音(石原さとみ)。心配する倫太郎(綾野剛)は、海音を蓮田家に招待する。海音は倫太郎への気持ちに歯止めが効かず、地上での生活に未練を感じ始め――というストーリーが描かれた。
※以下、ネタバレ含む。
第6話では、クライマックスでのある展開にツッコミが殺到している。
「第6話では、倫太郎が『海音が好きだ』と告白。海音も『私も好きです』と告白し合い、キスシーンもありましたが、ラストでは海音が一緒に暮らしているウツボに話しかけたところ、言葉が聞こえなくなるという事態に。海音にも理由は分からなかったようで、『えっなんで?』と戸惑っていました。しかし、視聴者から、ジブリ映画『魔女の宅急便』で、主人公のキキが相棒のジジの言葉が分からなくなってしまったのと同じシチュエーションだと指摘する声が噴出することに。ネットからは『今度は魔女の宅急便!?』『魔女宅パターンですか?』『ディズニーとジブリごちゃまぜ』といった声が集まっていました」(ドラマライター)
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このシチュエーションが揶揄されたのには、理由があるという。
「第1話では、溺れた倫太郎を海音が救ったり、海音が自身の正体を『人間じゃない』と明かし、散々『人魚姫』オマージュを匂わせてきた本作。このほかにも、鴨居の外見は『ピノキオ』に登場するゼペットじいさんそっくりだったり、さまざまな要素が詰め込まれていました。しかし、あまり一貫性もなく、作品の根幹となってる『人魚姫』オマージュも、現代のドラマとしてはあまりにも現実味がない上に陳腐。ファンタジーにも振り切れていないこともあり、ドラマファンの評判は芳しくないようです」(同)
果たして、今度はなんの作品の要素を詰め込んでくるのだろうか――。