番組では、芸能人の資格取得が相次いでいることを取り上げた。コロナ禍などで仕事が減った芸能人が資格を取得し副業をしていることが紹介されたほか、一般の会社員でも副業の動きが活発であることが説明された。
そんな中、MCの坂上忍が伊藤アナに「伊藤さんなんか本業で結構我慢いっぱいしてるわけだからさ、副業なんか持てばいいんじゃないですか?」と話を振ると、伊藤アナは「会社が副業を認めてくれれば、ねえ? こんないいことはない」と苦笑い。また、社会全体では副業が盛んになっているとしつつ、「うちの会社が僕らの副業をどう考えるかってことですよ」と明かした。
そんな中、番組に出演していた芸能コメンテーターの山田美保子氏が「結婚式の司会は副業じゃないんですか?」と質問すると、伊藤アナは「……ん?」とごまかし。これに坂上も反応し、「闇営業ってことですか?」とツッコむと、伊藤アナは「闇じゃないですよ!」「あの、知り合いとか知人のものについてはやったりしますけど……」と弁明した。
その後、出演者の間で会社を通さない“闇営業”疑惑が盛り上がるも、伊藤アナは「基本的には会社を通す……。結婚式の司会も知人とかだけですから!」と早口で弁解。早々に次のコーナーへ進んでいた。
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この様子に視聴者からは、「めちゃくちゃたじたじになってて笑った」「グレーゾーン切り込んだな…」「報酬もらってるとももらってないとも言わなかったところ、さすが上手い」という声が集まっていた。
「アナウンサーはあくまで会社員。売れっ子芸能人と比較した場合、給料はさほど多くないことでも知られています。それゆえに結婚式の司会バイトでこっそりと稼ぐ人もいるほど。フジテレビでも勝手に司会の仕事を引き受けギャラをもらうことは禁止されていると言われていますが、知人の結婚式の司会はかなりのグレーゾーン。知人とはいえ報酬をもらえば副業にあたり、報酬をもらっていないと言えば無償での依頼が来てしまうリスクも。この話題に伊藤アナもかなり肝を冷やしたようです」(芸能ライター)
たじたじになりつつも報酬の有無に一切触れなかった伊藤アナの対応は大正解だったようだ。