この日の『しゃべくり007』のゲストは女優の米倉涼子。米倉と言えば、27年間所属したオスカープロモーションを退社し、2020年4月より個人事務所「Desafio」を立ち上げ、女優兼所属事務所社長となったことが大きな話題となった。
今回は社長となってから初めての『しゃべくり007』出演ということで、社長になった経緯からスタッフを雇う事の大変さ、給料や家賃の管理、事務所設立のために何度も役所に通った経験などを話した。米倉はオスカープロモーションでは歩合制ではなく給料制であったため、お金の管理などを自身でやった経験がなく、初めての事務所経営に四苦八苦している現状を初告白した。
そんな中、ネットで大きな注目を集めたのが、番組レギュラーであるチュートリアルの2人の反応であった。
チュートリアルの徳井義実は、2019年に自身の個人事務所が約1億2千万円の申告漏れを国税局から指摘され、芸能活動を一時休業。『しゃべくり007』には、今月4月になって復帰したばかり。「米倉社長」がお金の苦労話を聞いている最中、徳井は当然、終始無言であり、ネットでは「徳井全然喋ってない」「徳井は米倉の話をどういう気持ちで聞いているんだろう」「徳井の目がずっと泳いでいるように見えた」といった声が相次いだ。
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また、徳井の相方である福田充徳も、くりぃむちゅーの有田哲平から「(米倉の会社に)所属させて貰ったら?」と話を振られても、「いや、俺は(よしもとの)エージェント契約とかしてないから!」といったツッコミをしただけで、徳井の「個人事務所事件」には一切触れずに終るという、騒動を知っている視聴者としては違和感の残る内容となった。
徳井からしても今回、米倉社長のゲスト回は「できれば俺が復帰する前にやって欲しかった……」という気持ちだったに違いない。