2020年いっぱいで活動を休止した嵐、TOKIOの長瀬智也の退所と、残る3人のメンバーの独立。11月1日で解散をするV6も、バラエティもこなせるジャニーズタレントとしてこれまで圧倒的な知名度を獲得してきた。2016年末に解散したSMAPもそこに含まれるだろう。
現在のジャニーズ事務所に求められるのは、彼らに続く、バラエティ対応力の高い新グループだと言える。そこで注目を集めているのがSnow Manだろう。2020年1月にSixTONESと同時デビューを果たしている。
2021年4月からレギュラー放送として始まった冠バラエティ番組『それSnow Manにやらせて下さい』(TBS系)では、毎回、体を張った企画にチャレンジしている。不定期に放送されている『ガンバラナー』(フジテレビ系)でも、お笑い芸人とともにゲーム企画をこなすなど全力投球を見せている。
>>キンプリも超えた? Snow ManがSixTONESの人気を上回り始めた理由<<
さらにSnow Manは9名という大所帯グループのため、ジャニーズタレント唯一の大学院修了者で気象予報士の資格を持つインテリキャラの阿部亮平が見せる天然ボケぶり、高貴な香り漂うキャラで「ダテ様」の愛称でも知られる宮舘涼太、最年長メンバーの深澤辰哉の三枚目キャラなど、個別のキャラも立っている。
Snow Manはかねてから滝沢秀明副社長のお気に入りのグループとも言われ「ゴリ押しがヒドイ」といったネガティブな声も一部ネットでは聞かれる。ただ、もともと下積み時代が長いメンバーが集められているため、ハングリー精神を持っているのは確か。バラエティをはじめ体を張った企画にもストイックに向き合っているのはそのためだろう。これからの頑張りにも期待したいところだ。