その報道によると、木村にオファーがあった作品の題名は「将軍 SHOGUN」。イギリスの小説が原作で、17世紀の日本が舞台。漂着したイギリス人航海士と日本の戦国大名が、戦乱の世を生き抜くさまを描く。1980年にもアメリカでドラマ化され、故三船敏郎さん、女優の島田陽子らが出演した。
当初、木村は撮影開始に向けて気合が入っていたという。しかし、新型コロナウイルスの影響で撮影が延期になり、今夏からの撮影開始は決まったが、拘束期間が1年にわたることなどから、木村のスケジュール調整が困難に。やむなく昨年末ごろ、木村サイドが辞退を申し出たというのだ。
「木村は04年には香港映画、09年にはフランス映画に出演。2人の娘をインターナショナルスクールに入れるなど、俳優として英語の必要性を十分に理解しており、海外進出にも意欲を見せていたが、さすがに、1年の拘束でスケジュール調整は難しかったのだろう」(テレビ局関係者)
>>元SMAP、手越、錦戸ら「辞めジャニ」の真の成功者は<<
このところ、俳優としての木村は19年公開の主演映画「マスカレード・ホテル」が興行収入46.4億円のヒット作となって続編の製作が決定。フジテレビ系のスペシャルドラマ「教場」ではクールな主人公の役を演じて新境地を開拓し高い評価を受けていたが、ひそかに掲げている最終目標があるというのだ。
「どうやら、本気でNHKの大河ドラマの主演を狙い始めたようです。大河ドラマ『青天を衝け』で同じ元SMAPの草なぎ剛の好演が評価されていることが大きいようで、なんとか関係者を通じて自分の売り込もうと狙っているようです」(芸能プロ関係者)
木村の目標が達成されるかが注目される。