男は2016年11月から2020年11月の間、越谷市内で無施錠の住宅に侵入し、女性用の下着と衣類1831点(約130万円相当)と現金約54万円を盗んでいた。男は住居侵入や窃盗の罪で送検、起訴。そして警察は18日、空き巣110件を確認し、106件を追送検した。男の自宅には女性用の下着など1700点が保管されていたという。
警察の取り調べに対し、男は「仕事のストレスを発散するため、女性の下着を見て落ち着かせたかった」と供述し、容疑を認めている。盗んだ下着を見て心を落ち着かせるとは、意味不明と言わざるを得ない。むしろ、盗むという行為に快感を覚えていた可能性が高い。また、現金を盗んでいるのも悪質だ。
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男の犯罪に、「泣き寝入りしている被害者が大勢いる。再犯の可能性も高いし、厳しく処罰してほしい」「5年間で110件ということは、2週間に1度は犯行を重ねている。人の物を盗んで気持ちを落ち着かせる思考回路は異常だ」「完全に病気。変態とは悲しい性だが、こういう人間を野放しにしてはいけない」「簡単な罰金刑では抑止にならない」と憤りの声が相次ぐ。
また、「無施錠の家があることに驚き」「失礼だけど埼玉って凶悪犯罪が多いイメージがある。その割には防犯意識が低いと感じる」「今の世の中、無施錠はあり得ない。自業自得までは言わないけど、『そりゃそうなる』とも言える」と防犯意識の低さを指摘する声もあった。
自身の快楽のために多くの人に迷惑を掛ける行動は異常犯罪であり、許されるものではない。再発を防止するような措置を望みたい。