「カフェはよく行きます。昔からすごく好きで、お休みの日や休憩がてら一息ついたり。行くとほっとします」と吉岡。この日は「抹茶ラテバリスタ」見習いとして、抹茶やミルクの極意を3つの初挑戦を通して学んだ。
>>全ての画像を見る<<
上林春松本店の上林秀敏代表指導の下、茶葉の石臼挽きに挑戦した吉岡。1時間で40グラムしか挽けない抹茶に「ありがたみが増しますね。この粒子の細かさが抹茶ラテの美味しさなんですね」と納得の表情。上林代表も「抹茶は飲むというより食べるのに近い。素材の香りをそのまま楽しめるのが魅力」と語った。続いて、猿田彦珈琲株式会社の大塚朝之代表取締役の指導で、エスプレッソマシーンでのミルクスチームに挑んだ。緊張の面持ちでマシーンを操作するも、イメージ通りにならず、「プロの技を実感しました。おうちで作るのはなかなか上手じゃないとできない」と苦笑いした。
プライドをかけて臨んだ抹茶スイーツの仕上げでは、モダンフレンチレストラン「sio」の鳥羽周作シェフが見守る中、チーズケーキに抹茶パウダーとコリアンダーを振りかけた。お菓子作りは「まったくしないです。子どもの時、家で作ったら全然上手じゃなかったので、私は向いていないなと。それから食べる専門です」とやや自信喪失気味の様子。しかし、「完璧。うちのスタッフよりも上手いです」、「ものすごいセンスがありますね。あんばいが素晴らしかったです」など鳥羽シェフのベタ褒め攻勢に、「ここ最近、一番褒められてます。失いかけていた自信がみるみる回復しました」と笑顔を見せた。
「いろんな工夫があって、初めて美味しいものが生まれるんだと感じました」と振り返った吉岡。最後に「カフェ気分で楽しめるのが一番の魅力。気持ちをリラックスさせて素敵な時間を過ごしてもらえれば」とPRした。この他にクイズコーナーでは、抹茶の歴史やミルクが甘く感じられる温度、綾鷹カフェに関するクイズが出題された。
(取材・文:石河コウヘイ)