同作は巨人の球団代表を務めたジャーナリストのノンフィクション小説「トッカイ バブルの怪人を追いつめた男たち」を伊藤英明の主演でドラマ化。
バブル経済崩壊後の1996年に経営破綻した住宅金融専門会社(住専)の不良債権取り立てを目的とした国策会社「住宅金融債権管理機構(のちの整理回収機構)」が設立されたが、ドラマでは悪徳債務者からの取り立てを任務とする「トッカイ(不良債権特別回収部)」が6兆4000億円に上る巨額の不良債権を回収すべく奮闘する姿を描く。
同ドラマの2番手で出演し、不良債権特別回収部職員の葉山役を務めているのが、13年まで男性アイドルグループ・NYCのメンバーとしても活動していた俳優の中山優馬だ。
「もともと、亡くなったジャニー喜多川さんのお気に入りで、中山のために結成されたNYCで無理やり紅白にねじ込んだ。グループとしての活動後、俳優業にシフトしたが、なかなか民放地上波で見ることがなかった」(芸能記者)
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昨年12月にBS-TBSで放送された小林稔侍主演の人気シリーズ最新作「税務調査官・窓際太郎の事件簿スペシャル」に出演。それに続いてWOWOW作品への出演となった。
「これまでジャニーズは地上波にこだわっていたが、抱えているタレントの数が多すぎるので、仕事の場所を広げるのが課題。これまでそこまで積極的に仕事をとってこなかったBS局のオファーもどんどん受けることにしたようだ」(テレビ局関係者)
3月21日からWOWOWでスタートする、日本が誇る文豪たちの傑作小説群を現代的な視点から映像化するオムニバスドラマ「文豪少年!~ジャニーズJr.で名作を読み解いた~」ではジャニーズJr.内のユニット・少年忍者から12人がドラマ初主演。その中からブレイクするメンバーが出そうだ。