『VS魂』は2008年から20年まで放送されていた『VS嵐』の後継番組。活動休止となった嵐のメンバー・相葉が引き継ぐ形でリニューアルした。
嵐メンバーに代わり風間俊介、Sexy Zoneの佐藤勝利、ジャニーズWESTの藤井流星ら後輩ジャニーズがレギュラーとして参加している。
3日は3時間の生放送で、木村拓哉や山口智子、広瀬アリスらも出演。スタートを大いに盛り上げた。
だが視聴者からは、主役でありメイン出演者である相葉の影の薄さを指摘する声が相次いでいた。
相葉チームのキャプテンとして、若手ジャニーズメンバーをまとめていた相葉だが、初回は他のゲストや出演者の陰に隠れがちだったとの指摘も。3時間にわたり際立った存在感を示すことはできなかったほか、後半の出番はごくわずか。メイン出演者であるにもかかわらず、出番がないという異常事態になっていた。
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ネットでは「相葉雅紀の存在が薄すぎて心配になる」「嵐の後任として相葉くん単独はキツイんじゃ……」「今後の展開が心配になる」といった声が相次いでいた。
もっとも、『VS魂』で相葉はプレイヤーのひとりとして参加しており、どうしても陰が薄くなる。また風間は新型コロナウイルスに感染して初回は電話出演となったが、その代わりにジャニーズ事務所の先輩である木村拓哉がゲスト出演した。相葉の存在が二の次になってしまうのは仕方がない面もある。
現在、相葉は故・志村けんさんの後を継いだ『I LOVE みんなのどうぶつ園』(日本テレビ)、『相葉マナブ』(テレビ朝日)、そして今回の『VS魂』とメイン番組を多数持ち、売れっ子なことは間違いない。4日にはPCR検査は陰性だったものの、体調不良により同日の『VS魂』の収録を欠席したと発表された相葉。嵐の活動休止後の「新・相葉雅紀」のスタートとしてはやや不安が残ってしまった。