そんな中アメリカで、イルミネーションをきっかけにある人物が逮捕されるという事例が発生した。
ウィスコンシン州でのこと。夜間、車全体に様々な色のLEDライトを付けた状態の乗用車が出現。セダンタイプの車の外側は、ツリーの電飾や建物を覆うイルミネーションのような小さなライトで覆われ、虹色に光り輝いていたという。警察が注意して停車させたところ、運転席から出てきたのは10代の男だった。彼はYouTubeで見た動画をもとに、この車を飾った。現役を引退した警察官である父は彼に忠告して止めたが、彼は言うことを聞かず街を電飾カーで走って警察に補導されたのだった。
幸いにもと言うべきか、運転していた男は厳重注意されたのみで解放された。ウィスコンシン州警察がSNS上で今回の事件についてコメントしたところによると、「独創的ではあるし、クリスマスを楽しみたい気持ちも分かるが、車に設置されるライトの色については厳しい規則があるため、実際には違法」とのこと。今回は注意にとどまったが、今後は分からないとのことだ。
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なお、男本人と車はネット上で話題になったようで、男はFacebookで「クリスマス休暇中は車の電飾をつけておくことにする」と語っている。しかし、再度運転を試みて本当に逮捕されてしまわないことを願うばかりだ。
(山口敏太郎)
参考記事
Wisconsin Cops Stop Car Covered in Christmas Lights
https://www.coasttocoastam.com/article/wisconsin-cops-stop-car-covered-in-christmas-lights/