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「SLOW &COZY」をブランドコンセプトに掲げたファッションショーでは、AWコレクションを身に着けたモデルたちが、紅葉で彩られたプラタナス並木をランウェイに見立てて歩いた。会場では、希少価値の高い野菜や規格外の破棄される食材を使ったマルシェも実施され、招待客たちは最先端ファッションを堪能しながら、本場イタリアのピッツェリアによるオリジナルパニーニやティラミスに舌鼓を打った。
来賓として参加したジョルジョ・スタラーチェ駐日イタリア大使は、挨拶で「外交官としてこれまで数多くファッションイベントに参加する中で、イタリアファッションは他の追随を許さない唯一無二の存在であると確信した。日本はイタリアにとって非常に重要なマーケット。COVID-19による世界的な貿易不況は一時的なもので、前衛的なデザインと職人技が光るイタリアファッションの魅力が日本で評価されていることは、私たちにとって大きな励みになる」と話した。
株式会社コクーンラボの酒井健志取締役は「本日用意したマルシェで使われた食材や花、プロダクトは、それぞれにストーリーがある。このイベントが本質的な心地よさや自身が求める上質さを見出すきっかけになれば。各分野で存在を確立した人々が何かを選択することは、世の中に大きな影響を与える」と本イベントの意義を語った。