>>ジャニーズ事務所が年内大型公演中止を決断できたある要因<<
ジャニーズでは昨年7月に創始者のジャニー喜多川氏が死去。同年9月27日にメリー氏が代表取締役会長、娘の藤島ジュリー景子氏が代表取締役社長、滝沢秀明氏が副社長に就く人事を発表していた。
「一般的な企業では、会長を退任したことにより、名誉会長と呼称されることが多い。名誉会長は通常、名誉職ないし栄誉職の扱いで、実質的な権限・責任は伴わないだけに、これでようやく、長年実質的にジャニーズを仕切ってきたメリー氏が外れることになった。その背景には、近年ささやかれているメリー氏の体調不良があったようだ」(芸能プロ関係者)
今後、名実ともに事務所を仕切ることになったジュリー氏だが、以前から、滝沢氏との間には確執がささやかれていた。
「嵐、関ジャニ∞ら既存のグループをさらに強化したいジュリー氏に対して、滝沢氏はジャニーズJr.の育成・売り出しを強化しようという意向。もともと、ジュリー氏はJr.に見向きもしなかったので、2人はまったく別の方向を向いてしまっている」(芸能記者)
そんな中、話題になっているのが、12日に放送される日本テレビ系の音楽特番「THE MUSIC DAY」の出演者だという。
ジャニーズからは、嵐、V6、関ジャニ∞、King&Princeら10組の出演が決定。特別企画として、ジャニーズシャッフルメドレーや、昨年11月にデビュー20周年を迎えた嵐の秘蔵映像を振り返るコーナーもあるという。
ところが、滝沢氏がプッシュするSixTONESとSnow Manの名前はなかったのだ。「ジュリー氏の意向で、“滝沢派”のタレントが締め出されたのではないかとささやかれている。ジャニーズといえば、かつて、メリー・ジュリー派VS飯島派の派閥争いが巻き起こった影響を受け、国民的アイドルグループ・SMAPが解散。飯島氏とSMAPのメンバー3人がジャニーズから離れてしまった。ファンにとっての“悲劇”がまた繰り返されなければいいのだが…」(同)
そのうち、滝沢氏の“逆襲”がありそうだ。