このレースで良く馬券に絡む小倉記念組で考えれば、1、2着だったアールスターとサトノガーネットも考慮しなくてはなりません。1着だったアールスターは斤量が53kgでしたけれど今回は56kgで、2着だったサトノガーネットは今回も同じ斤量55kgで、0.2秒差の決着を考えれば、今回はサトノガーネットの方が良いと思っています。
また、昨年はこのレースで3着だったカデナは、前走では宝塚記念で12着ですが、その前の大阪杯は4着でしたので、前走を無視すれば十分に勝てる馬だと思います。但し、斤量が58kgだったので、ここが難点です。このレースは重くても57.5kgの斤量が多く、58kgを背負った馬は16年に2着だった事もあります。逆に言うと、ハンデキャッパーの評価は相当高いと言う事なのかもしれません。
他にも、前走がダービーで8着だったワーケアは、古馬との力比べが終わってないし、斤量も53kgですから要注意かもしれません。でも、好タイム実績はないので、速いレース展開では苦しいと思っています。
少し穴になりそうなのがメートルダール。18年ではこのレースで2着でした。近走は煮え切らないレースが続き、大敗はしないのですが掲示板には載らないのです。しかし、2着だった時の斤量より1kg軽いのは好材料で、ポテンシャルは高い筈なので、この馬と言うより、人気馬が思わぬ展開や不調だったりすればチャンスはあると思います。
それと近走4戦は道悪馬場ばかりで雨男と呼ばれてしまいそうですが、前走のエプソムCで7着になるまでは8戦連続で馬券に絡んでいたピースワンパラディと、雨女になってしまいそうなサトノダムゼルは6戦中5戦が道悪馬場でした。良馬場で走っている所を見れる事が少ない両馬ですが、今回は天気も良さそうなので本来のパフォーマンスが見れると思いますし、新潟での実績もあります。まさかのと言われたらこの2頭かもしれません。
良馬場条件なら、ジナンボーが安定していると思います。昨年は斤量54kgで2着だった事もあり、買いやすい馬券だと思いますし、カデナ同様に人気になるかもしれません。因にジナンボーは、昨年ジューンSで勝って次走のこのレースで2着でしたので、それに近いのがサンレイポケット。怪しすぎる穴馬です。
悩ましいメンバーで、頭数も多いので、難しいレースかもしれませんが、穴で買いたい馬が多いので、あれこれ買ってみます。人気になりそうなのは切り捨てです。
複勝 13、16、2、3