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深夜に関東で轟音とともに飛来した発光体、正体は「火球」か

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画像はイメージです

 7月2日の深夜、関東一帯にて轟音が鳴り響き、地面が揺れたという報告があった。
 時刻は午前2時32分頃、空を横切る大きな発光体が確認された直後に、爆発音のような轟音と地響きが起きた模様。東京や埼玉、神奈川と広範囲で確認され、いったい何が起きたのかと騒動になった。だが、後に火球という事が判明し、多くの人が胸をなでおろす結果となったようだ。

 流れ星の中でも非常に明るいものは火球と呼ばれ、その明るさは-3~-4等級。全天で一番明るく見える星、おおいぬ座のシリウスの等級が-1.47であるから、相当な明るさになる。

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 なお、火球は大気中で蒸発してしまったものも、核である隕石が地表に落下したものも、両方とも明るさが一定以上であれば火球と呼ばれる。今回の火球が隕石由来か、デブリ(宇宙ゴミ)等だったのかは不明であるが、「隕石であれば、もしかしたら落下地点に欠片が存在するかもしれない」という意見がネット上に書き込まれていたりもする。ちなみに、あまりに明るいためか、火球はしばしばUFOと間違えられる事も多かったりする。

 今回の事例とよく似たものに、2016年6月18日に目撃された火球の事例がある。この時は、夜の22時頃に関東地方の空を横切る様子が確認され、また、通り過ぎた後に飛行機雲のようなものが残されていたため、UFOではないかという説も出てきていた。

 さて、今回の火球では面白い報告も上がっていた。スマートフォン用アプリの「MyRadar 天気レーダー」の雨雲レーダーで確認すると、なんと関東を斜めに横切る火球の軌道が表示されているというのだ。このアプリは米国国立測候所が観測した NOAA(米国国立海洋大気庁)気象レーダーの生データを利用しているもの。この雨雲レーダーは雨や雪以外にも、大気中の気温や湿度の違う層があると、電波が屈折する異常伝搬が起きて映ってしまうそうで、今回の火球が通り抜けた軌道も雨雲レーダーに捕捉されたものとみられている。

 一直線に伸びる火球の通った道がアプリで確認できるというのは、とても興味深いことであると言えよう。

(山口敏太郎)

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