☆ディアマンテール
2020年6月28日(日)東京第5R芝1600m戦に出走予定のディアマンテール。馬名の由来は「ダイヤモンドを扱う人(仏)」。牡、青鹿毛、2018年3月11日生。美浦・国枝栄厩舎。父ドゥラメンテ、母ダイヤモンドディーバ、母父Dansili。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主はサンデーレーシング。愛馬会法人・サンデーサラブレッドクラブの募集馬で総額4000万円。半姉には芝で5勝を挙げたハウメア(父キングカメハメハ)や、19年秋華賞(GI)で4着に入ったシャドウディーヴァ(父ハーツクライ)がいる。本馬はまだ幼い馬体ながらもしっかりとした腹袋を持ち、トモの容積もたっぷり。最終追い切りは南Wで2頭併せ。追走する形から、直線で手前を替えるとグッと加速して楽々先着。可動域が広く、前進気勢あふれるダイナミックな走りをしており、素質の高さが窺える。馬体や血統的にもクラシック戦線での活躍が見込める。現時点でこれだけの走りができるのだから将来性も十分で、馬体が成長してくれば楽しみな1頭である。なお、鞍上は三浦皇成騎手。
☆ウイングリュック
2020年6月28日(日)函館第5R芝1200m戦に出走予定のウイングリュック。馬名の由来は「冠名+幸運(独)」。牡、青鹿毛、2018年3月10日生。栗東・宮徹厩舎。父ロージズインメイ、母コスモフォーチュン、母父マイネルラヴ。生産は新冠町・コスモヴューファーム、馬主はウイン。愛馬会法人・ウインレーシングクラブの募集馬で総額1700万円。全姉には芝で4勝を挙げたマイネボヌールがいる。本馬はスラっとした脚長で、頸も長めとスプリンターという印象ではないが、追い切りの動きは光るものがあった。芝で2頭併せの内を追走する形で、直線は軽く仕掛けられるとストライドが伸びていき、1馬身ほど先着と素質を感じさせる走り。距離はマイル前後が良さそうだが、1200mでどのような走りを見せてくれるのか注目したい。なお、鞍上は横山武史騎手。
※出走予定競走には、馬の体調等により出走しない場合があります。
<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン~狙ったレースは逃さない!~」も担当している。