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ハッシーの中央競馬新馬セレクション【6/21阪神・6/20函館】

【今週デビューの注目馬】
☆シュヴァリエローズ
 2020年6月21日(日)阪神第5R芝1600m戦に出走予定のシュヴァリエローズ。馬名の由来は「薔薇の騎士(仏)。母名より連想」。牡、鹿毛、2018年5月4日生。栗東・清水久詞厩舎。父ディープインパクト、母ヴィアンローズ、母父Sevres Rose。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主はキャロットファーム。愛馬会法人・キャロットクラブの募集馬で総額8000万円。全姉には芝で4勝を挙げたローズノーブルや、半兄には16年プリンシパルSを勝ったアジュールローズ(父ヴィクトワールピサ)がいる。本馬はディープインパクト産駒らしい柔らかさとバネがあり、均整の取れた好馬体をしている。雄大なフットワークで推進力のある走りをしており、追い切りでは軽く走っているようで6ハロン81秒台の好時計をマーク。それも5月生まれでこれだけの動くのだからポテンシャルの高さは疑いようがない。なお、鞍上は川田将雅騎手。

☆ラピカズマ
 2020年6月20日(土)函館第5R芝1200m戦に出走予定のラピカズマ。馬名の由来は「石(ラテン語)+冠名」。牡、黒鹿毛、2018年3月13日生。栗東・安田隆行厩舎。父キンシャサノキセキ、母レイズアンドコール、母父サクラバクシンオー。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主は雅苑興業。19年セレクトセール1歳市場において4860万円(税込)で落札された。全兄には16年京王杯2歳S(GII)を勝ったモンドキャンノがいる。本馬は各パーツがしっかりとしており、バランスの良い好馬体の持ち主。筋肉量も豊富で、特にトモには弾力があり迫力のある上質な筋肉が付いている。スピードが上がってもブレの少ないバランスの良い走りをしており、マイル以下の距離で活躍するだろう。なお、鞍上は藤岡佑介騎手。

※出走予定競走には、馬の体調等により出走しない場合があります。

<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン~狙ったレースは逃さない!~」も担当している。

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