ブンデスリーガは主要プロサッカーリーグとしてはコロナ禍後初の再開。無観客やハイタッチ禁止、試合前後のボール消毒、試合前の握手省略、スターティングメンバーと審判以外マスク着用などの対策を取り、2か月ぶりに公式戦が行われた。
このニュースを見た張本氏は、「何でやるんかなと思いますね。ファンは喜んでいるでしょうが、選手はやっぱり気持ち悪いですよ」とバッサリ。「色々ね、経営に関係するから、企業とのコマーシャルとか、色々契約関係があるからやるんでしょうけどね、選手はどうでしょうね、全員気持ち悪がってますよ」と私見を述べた。
この後、元Jリーグサッカー選手の中西哲生氏がリモート出演。同氏は「ドイツは医療的に整っているんだろうけど…」とコメント。一方で、「選手は怖いと思いますよ。野球と比べて密になりやすいスポーツじゃないですか」と私見を述べ、日本は「早く再開することが目的ではなくて、新型コロナウイルスを収束させることが社会としての目的だと思うので、選手の健康が安全に保たれることが再開の前提であるべきだ」と張本氏に同調する意見を述べた。
張本氏のコメントに反応は賛否両論。「選手のことを考えると時期尚早」「ワクチンや特効薬が出来てからでも遅くない」「選手の生命を考えるべきだ」と賛同の声もあったが、「選手はサッカーをしたいと思う。プレーしていなければ存在価値はないし、生活もしていけない」「コロナを怖がっていては何も出来ない。対策もしているし、共存の道を模索するべきだ」と反論する声も上がった。
「経済を回すべき」と「人命を尊重するべき」という意見はどちらも正しい。今後、全世界の人間がどちらを選ぶか、選択を迫られることになりそうだ。