この日は、昨年5月に放送された、ななまがり(初瀬悠太・森下直人)による「新元号を当てるまで脱出できない生活」が再放送された。3月31日深夜、某アパートに軟禁状態に置かれた彼らは、4月1日に発表された新元号を当てるまで外に出られない。さまざまなヒントを元に、5分に1度の解答を繰り返し、921回、約100時間の苦闘の果てに「令和」へたどり着いた。この企画は「神回」と名高く、すぐれたテレビ番組に贈られる「ギャラクシー賞月間賞」も受賞した。
このタイミングでの再放送は、改元よりも家に閉じ込められた彼らが、図らずも「STAY HOME」を強いられる現状と重なる点を意識したのではないか。ネット上でも、「俺も今、ななまがり状態だわ」「今の状況から見ると、『外へ出たい』気持ちがよくわかる」といった共感の声が聞かれた。
この放送では、ボケの森下が出した解答『歯姫(はひめ)」が話題となり、彼らの単独ライブのタイトル「歯姫元年」の元になったほか、Tシャツや「歯」のゆるキャラが載ったステッカーなどオリジナルグッズも登場した。
森下は「歯姫」以外にも「麦福(ばっぷく)」「破突(はとつ)」「笑国(しょうこく)」など珍解答を連発しており、視聴者はほかの元号案のセンスのおかしさにも気づいたようで、「やっぱ、森下おかしいわ」「何度見ても笑える」といった声が聞かれた。
藤井氏は昨年の放送終了後に、番組内で使われなかった5000円で得られる「竹」ヒントの中身が、「過去の元号一覧」だったとも明らかにしている。こうした裏話を交えて、改めて番組を楽しむ視聴者が多かったようだ。
記事内の引用について
藤井健太郎氏のツイッターより https://twitter.com/kentaro_fujii
藤井健太郎氏のインスタグラムより https://www.instagram.com/kentaro_fujii/