長州は「ニュースで品川駅の通勤の様子を目にするが、もうこれ以上は自粛して下さいとは言えない。皆も分かっていると思うが、どうしても、、辛いな。仕方が無いのでしょうね」と吐露。そして、その後のツイートで、「自粛のなか、今日は出勤だよと笑った娘から、会社の近くまで送迎です、親として守ってやらないと」と綴り、やりきれない思いを語っていた。
これを受け、ネット上では「自粛したいと思うのにできない人はいる。通勤する人が悪人に見られるようなのもおかしい」「何も着飾らない率直な意見をしてくれた」「長州さんの言う通り。通勤する方々だって、こんな時期に好き好んで満員電車に乗ってる訳が無い」と長州を称賛する声が多く挙がっていた。
また、ライフラインを守る仕事をしている人からは「飲食店・スーパー・接客業の人は10割出勤で出勤拒否することも難しい。外出=バイ菌扱いされるのは働いている身として辛い」「物流の会社にいるから絶対休みにならない。危険手当てももちろん出ない」「公共交通機関に勤める者として、命掛けで仕事をしておりますが、テレビで出勤を否定されたりして、悲しい気分」などの声が寄せられ、辛い思いをしている人も多いようだった。
さらに、ライフライン関連の職業以外の人からも「教員ですが、子供は休みでも、時差出勤も認められません。毎日電車通勤そのものがリスク」「弁護士は郵便がある以上、出勤はしなければならない。はんこやFAXを理由に、いまだに出勤しなければいけない」という声が寄せられていた。
他にも、「セキュリティの問題でテレワークが難しく、テレワークで対応できるレベルの会社じゃない。全員で休めば会社が終わりに向かって行くだけ」「一次受けは自宅勤務。下請けは大型サーバなきゃ仕事になんないから普通に出勤。結局テレワークできてんのなんて丸投げしてる人達だけ」などの声があり、会社のシステムや状況によって通勤を余儀なくされ、矛盾を感じている人も多いようだ。
長州のツイートは、人々のリアルな状況が顕在化するきっかけになったようだ。
記事内の引用ツイートについて
長州力の公式Twitterより https://twitter.com/rikichannel1203