コウメ太夫は芸歴25年の47歳。かなりのベテランであり、アキラいわく「ウチの大黒柱」だという。コウメ主催の触れ込みで事務所ライブを行い、その場でネタをダメ出し。後日、別番組のネタ見せオーディションで直っているかを検証するものだった。
最初に登場したコンビはゆうきたけし。神様が登場するコントで声にエコーが掛かりまくり、「神々しくて何を言っているかわからない」ボケが入る。これに対し、コウメは「神の声を高めにしたら」とアドバイスするも、松本人志から「お前やんけ」と鋭いツッコミを浴びていた。ネタ見せでは、まったくアドバイスを聞き入れておらず、その場に登場したコウメが軽くキレるも、覇気がなく、浜田から「なんちゅう終わり方」とツッコまれていた。
元自衛官のピン芸人やす子には「匍匐前進など自衛官っぽさを入れては」と、こちらは先輩芸人のバイきんぐのアドバイスを、コウメを通して伝えるも全く伝わらなかった。的確なアドバイスであるものの、「コウメフィルターを通すとまったく響かなくなる」とナレーションでは鋭い指摘がなされ、最後の逆ギレのくだりも、ダウンタウンが同時に「それ要らんねん」とツッコんでいた。ネット上では「コウメマジでヤバいな」「この笑いの打ち消し方はすごいわ」といった声が聞かれた。
締めコメントで、ゲストのモーリーロバートソンが「たぶんコウメさんと一緒になりたくないのでは」と分析すると、松本が「それを頑張って言わないようにやってきたんですけど」と話し、笑いを誘っていた。
コウメのスベリ芸の、別の意味での最強ぶりが露わになる放送となった。