元夫婦は、5年の交際を経て2008年12月に結婚。10年2月に長男を出産したが、その3年後となる13年に離婚した。
離婚をちゅうちょしていたという鈴木だが、その理由として「子どもがもっと欲しかったから」と打ち明けた。だが、やはり離婚後に子どもを望んだ鈴木は、元夫に相談を持ち掛け、「再婚もしなくていいし、金銭的な部分も、それ以外の部分も、私1人で育てるから」「体外受精みたいな、進化してあるらしくて…。ちょっとどうでしょうか?」と依頼したという。すると、元夫は「自然に産もうよ。俺できるよ。今夜どう?」と返答したというが、鈴木はドン引きし、元夫との第2子は断念したようだ。
鈴木というと、1992年の「全日本国民的美少女コンテスト」で演技部門賞を受賞。グラビアや歌手活動で人気を集め、以降はバラエティ番組やドラマ、映画、CMなどの出演が相次いだ。17年7月公開の映画『キセキの葉書』で、マドリード国際映画祭最優秀外国映画主演女優賞を受賞するなど幅広く活躍している。
ところで、鈴木はどんな理由で、元夫と離婚したのだろうか。
「離婚当時、『お互い多忙な日々の中で、すれ違いが生まれその溝を埋めることができなかった』ことを理由としていましたが、2016年7月放送の『特盛!よしもと 今田・八光のおしゃべりジャングル』(読売テレビ)に出演した鈴木が、離婚の真相は『浮気や浮気!』と激白したのです。ついに解禁してしまった鈴木の告白は止まらず、『1回や2回やあらへんで!』『浮気ばっかり』『愛人もおったとちゃうかなぁ』と暴き立てました。結婚当時は、毎朝元夫に帰宅時間を尋ねていたという鈴木でしたが、明らかに浮気をしていたときには『浮き足立った感じで、“何時とか、うるせぇ”って必ず。その日は連絡が取れなかった』と元夫の不貞に勘を働かせていたそうです」(芸能ライター)
要は、離婚の原因は元夫のたび重なる不貞行為が原因だったようだ。だが、それからして、鈴木は離婚原因を改め直したのだ。
2019年5月放送の『人生が変わる1分間の深イイ話』(日本テレビ系)に出演した鈴木は、「離婚した理由は、浮気ではない」と断言し、長男の前で夫婦ゲンカしたことが本当の理由と告白したのだ。壮絶な元夫婦の大ゲンカを長男に見せてしまい、大号泣する長男の姿に鈴木は離婚を決意したという。一部報道では、当時家族が居住する都内マンションの玄関前で、顔面血だらけの元夫と、その横で半狂乱で泣き叫ぶ鈴木の姿が目撃されたことが報じられている。
おそらくだが、元夫の女性関係が火種となり鈴木が殴りかかったと思われる。女性関係が理由で離婚していたことを、今回“夫婦喧嘩”という理由に変更した鈴木だが、元を正せば不貞が原因だと察しがつく。ネット上では「なぜ、今さら?」という疑問の声も上がったが、長男を気遣った鈴木の“親心”なのではとも示唆されていた。
一般常識では考えられない、夫婦バトルを繰り広げてきた元夫婦だが、離婚しても良好な関係を築けているという。鈴木は同番組で、「男女の関係がなくなって円満。仲良しです」と元夫との関係を笑顔で話していた。
鈴木は、冒頭番組で別の男性との再婚も考えたが、10歳になる長男のことを考え、決断には至らなかったという。芸能人と母親という二足のわらじを履く鈴木の今後の活躍に期待したい。