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プロレス界に広がる新型コロナショック!ノア5.2大田区大会も中止

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大田区総合体育館

 プロレスリング・ノアは26日、既に発表されている29日の東京・後楽園ホール大会を中止にし、無観客試合にすることに加えて、27日の神奈川・横浜ラジアントホール大会、今年前半のビッグマッチである5月2日の東京・大田区総合体育館大会を中止にすると発表した。

 東京都では、25日に小池百合子都知事が、感染者が急激に増加した新型コロナウィルス感染拡大による緊急会見で、22日に埼玉・さいたまスーパーアリーナで大会を開催したキックボクシング団体K-1が、28日に後楽園ホールで開催する『Krush.112』に対して、自粛を要請したことを明らかにした上で、無観客試合での開催で合意したと発表。また26日から、後楽園ホール側より使用を予定している各団体に、大会開催の自粛を要請したようで、プロレスではフリーダムズ、JUST TAP OUT、格闘技ではシュートボクシングなどが中止を発表している。他にもプロボクシングを始め、事前に延期を発表していた団体も多い。

 ノアは27日の横浜大会では、全日本プロレスから三冠ヘビー級王者の諏訪魔が乗り込んで来ることが発表されていた。29日の後楽園大会は、8日に神奈川・横浜文化体育館大会が中止になり、同大会で予定されていたGHC4大選手権をそのままスライドし、後楽園クラスの大会としては異例のタイトルマッチ4試合のみ行うとあって、“神興行”になるのではないかというファンからの期待感が強かっただけに、無観客試合になり、CSと配信の生中継だけになってしまったのは残念である。

 さらに、大田区総合体育館は行政が管理しているとあって、今回中止が発表された5月2日までは、行政が管理している施設は使用出来ない可能性は高い。プロレス・格闘技界にとってしばらく我慢の時期が続きそうだ。
(どら増田)

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