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元警視庁SPが痴漢&傷害容疑で逮捕! 性癖も“SP”だったのか…

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提供:週刊実話

 早朝の混み合う電車内、50歳前後の背の高い紳士風の男が、扉の近くに立っていた女子高生の背にピタッと身を寄せる。やがて周囲の男性が「痴漢してたでしょう」と問い詰めると、近くにいた乗客の女性も「駅員のところへ行きましょう」と紳士に促した。

 電車が駅に着くやいなや紳士は脱兎のごとく逃げる。数人の乗客が紳士を追う。20代の若者が追い付き取り押さえようとするが、紳士と揉み合いになり、階段の上から2メートル下へ転落。若者は頭を打ち頭蓋骨骨折で重症を負い、意識不明のまま病院へ搬送された。

 他の乗客に取り押さえられた紳士は駆け付けた警察官に傷害容疑の現行犯で逮捕された。去る2月17日朝の都営地下鉄新宿線神保町駅での出来事だった。

 逮捕されたのは、大手民間警備会社社員の品田真男容疑者(52)。同容疑者は「痴漢はしていないし、腕をつかまれたので振り払っただけ」と容疑を否認している。

「容疑者を取り押さえようとして大けがをした若者は翌日意識を取り戻し、19日には話ができるようになり、『階段上で男に蹴飛ばされた』と話しています。痴漢に遭った女子高生も19日には警察に名乗り出て、『確かに痴漢された』と証言しました。調べると、容疑者は警視庁の元SP(セキュリティーポリス)、同時に13年前にも似たような事件を起こし、警視庁を退職したことも分かった」(捜査関係者)

 品田容疑者は、05年2月から警視庁警備部警護課勤務(警部補)となり、SPとして要人警護を担当。07年2月からは当時の高市早苗内閣府特命大臣(現総務相)の警護に当たっていた。

 SPは身長173センチ以上で柔道、剣道など3段以上、英会話ができること、拳銃操作上級、格闘術、逮捕術などの特殊な訓練を積んだ警視庁内のエリートだ。

「身体そのものが凶器のようなもの。若い男性の命がとりとめられたのは幸いだった」(同・関係者)

 性癖も“SP”だったのか…。

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