今回はその舞台化の決定を記念し、原画の単行本を製作すべく、クラウドファンディングで3月3日を締め切りに資金が集められたのだが、300万円の目標額に対し、なんと5300万円以上の資金が集まったのだ。多くの人がすでに本やドラマで内容を知っている可能性があるだけに、当初は資金集めは難しいと思われていたが、蓋を開けてみれば、クラウドファンディングの漫画カテゴリで総支援額で日本一に。出資をすれば、これまで電子書籍でしか見られなかった漫画の紙媒体がもれなく手に入りここだけのメリットも盛りだくさんで、多くのファンが出資したようだ。
そんな注目度が高いこの漫画だが、実は舞台化するにあたり携わっているのがSHAZNAのIZAMなのだ。IZAMは演出家とプロデューサーとして舞台化に携わり、主演俳優のオーディションにも関わっていくようだ。IZAMは自身のTwitterで、「オーディションで何も調べず勉強せず、なんとかなるだろう的な人が居ない事を祈るばかり」と綴り、この漫画の舞台化にかける熱い思いをぶつけている。
IZAMと言えば、ヴィジュアル系アーティストとしてデビュー後、タレントの吉川ひなのと結婚(その後離婚)、そしてタレントの吉岡美穂と再婚し、恐妻家キャラとしてバラエティに出ていたイメージがある人も多いだろう。最近はテレビで見かけなくなったが、IZAMは現在、『ベニバラ兎団』という劇団を立ち上げ、舞台演出やプロデュースをしているほか、自らも舞台俳優として舞台に立っているのだ。
「ベニバラ兎団の公演は、劇団を立ち上げた2008年から定期的に継続されて行われており、照明や衣装など、独特の世界観が演劇好きを魅了しているようです。IZAMさんは、IZAMANIAXという名義で演出家の活動をしていますが、IZAMANIAXの名が演劇界では知れ渡るほど、実力が認められているようですね」(芸能記者)
テレビで見なくなったIZAMだが、思わぬ才能を開花させているようだ。
記事内の引用ツイートについて
IZAMの公式Twitterより https://twitter.com/IZAM_official