石原氏曰く、これまでは、日本を代表する大手広告会社やイベントのキャスティングに影響のある企業は、クライアントや視聴者への責任が伴うため、大きなプロジェクトにタレントをキャスティングする際、身辺調査をしていたという。そこで、大手企業がタレント起用後の不祥事をなくすため、超極秘でキャスティングブラックリストを作成していたことが明らかになった。そのリストには、薬物のみならず、素行不良や男女関係でいい噂を聞かないタレントの名前もあり、沢尻エリカの逮捕後、大物俳優、大物女優、大物歌手が薬物関係でリストに入ったのではと予想した。
そんな中で、芸能事務所で自発的に薬物検査をしているところも増え始めているという。一部の所属タレントがSNSやブログで検査をしたことを公表したり、事務所自体が発表したりすることもあるが、中には不穏な動きのある芸能事務所があると石原氏は語る。
「実際に薬物検査をしたのにも関わらず、一切公表していない事務所があると言うのです。発表できている事務所は結果がクリーンだったからできたこと。発表できなかった事務所は、何かしらあったと思われても仕方ありません。よって、人気があったのに解雇されたり、突然フリーランスになったタレントの中には、怪しい人がいるかもしれないと予想していましたね」(芸能ライター)
そんな中、番組レギュラーのある人物が検査をしたことを公表した。
「実は、名倉潤も『言うていいんかな? 俺もやったよ』と告白。一方、吉本興業所属の河本準一は『まだしたことない』と言い、検査のキットが1万円することが分かると、『吉本(タレントが)6,000人いるから……』とそれだけの高額なお金は出さないだろうと予想して、笑わせていました。名倉は言及していませんでしたが、所属するワタナベエンターテインメントは事務所で抜き打ち検査を1月からやり始めています。おそらくその話をしたのでしょう」(同上)
現在、石原氏の元には、芸能記者から薬物関係で同じ人物の問い合わせが複数あるのだとか。沢尻、槇原敬之容疑者に続き、近いうちに大物芸能人が逮捕されるのかもしれない。