同協議会は、2027年の国際園芸博覧会『花博』の招致に向けて発足したもので、各界のリーダーが参加。ゲストによるトークセッションでは、同協議会の顧問である横浜市の林文子市長も加わって、打ち解けた雰囲気の中で進行した。
堺が「花は安らぎや落ち着く気持ちを与えてくれる。弱い存在ではあるけれど、強いメッセージをくれるもので、『散る桜 残る桜も 散る桜』という俳句もあります」と挨拶すると、すかさず、ゆきぽよが「深いね!」とギャルならではの反応で会場を沸かせた。
鎌倉出身の堺は、「父の運転する車の助手席に乗って東京へ行く途中、横浜のドライブインに立ち寄るのが楽しみでした。そこで初めてコカ・コーラとハンバーガーを体験しました」と少年時代の思い出を語った。堺の父は喜劇俳優の堺駿二。鶴田浩二主演映画のオーディションを受けるために松竹大船撮影所へ行ったことや、横浜出身の美空ひばりの自宅に招かれた逸話など、レジェンドならではのエピソードを披露した。
横須賀出身の楓にとって、横浜は毎週末家族でショッピングに来た思い出の場所。「ちょうど2年前に親友とみなとみらいに映画を見に行き、大さん橋で夜景を見て、赤レンガ倉庫でご飯を食べた後、最後は観覧車に乗って、横浜のデートスポットを満喫しました」と今でも身近なレジャースポットになっている様子だった。
囲み取材で、好きな花を聞かれたゆきぽよは「ハイビスカス。夏って感じだし、『ザ・ギャル』って感じの花だから本当に好き。あとはバラ。(アメリカの人気リアリティ番組)『バチェラー』に出演したとき、バラがもらえないと好きな人と次に進めないものだったから、一輪一輪の重みがわかります」と回答。
しかし、その直後、堺から黄色いバラの花言葉が「情熱の薄れ」であることを聞かされたゆきぽよ。もらった花束は「黄色がいちばんあって、真ん中に一本だけ赤いバラ」で、「完全に薄れている」と断言されてショックを受けていたが、最後は「大丈夫。赤いバラをくれる人がいますから」とフォローされ、笑顔を取り戻していた。