今回のやり取りが展開されたのは5日の早朝。当時ダルビッシュは別のユーザーと論戦を繰り広げていたが、冒頭で触れたユーザーが同日午前4時51分に“イライラしすぎて日本語が話せてない、一回頭を冷やしたら?”と割り込むようにダルビッシュにリプライ。
突如横やりを入れてきたこのユーザーに対し、ダルビッシュ有は同4時55分に「だからTwitterでイライラせんて笑 移動中やから適当やねん」とリプライ。その後同5時に当該ユーザーが投稿した“人はみんなイライラするもの。だから言い訳はしなくていい”というリプライに対しては、同5時6分に「自分の物差しでしか他人はかれないひとが強いとは自分は思いません」と返信して応戦した。
ところが、当該ユーザーは同5時18分にツイートしたリプライで“ダルビッシュと同意見だけど、構ってほしくてわざと煽っていた。返事をしてくれてありがとう”と、これまでのツイートはダルビッシュに反応してもらうことを目的としたツイートだったと暴露。
まさかの“カミングアウト”を受けたダルビッシュは、同5時19分に「おい笑 それこそ時間の無駄やからやめてくれ笑」とツッコミ。同5時20分にはこの暴露ツイートを引用リツイートした上で「まじで時間の無駄やからやめてくれ笑 ちゃんと議論するのは意味あるけど」と再度ツッコミを入れたが、同時に「こういう人結構いるけど、わかると嬉しい」ともツイートしていた。
論争が思わぬ展開となったこの一連のやりとりを受け、ツイッターユーザーからは「わざわざ返信してて優しい」、「やり取り自体が目的の人にも律儀に対応してて器が大きいな」、「ちょっとツンデレっぽくて面白い(笑)」、「羨ましい、自分もダルビッシュから返事してもらいたい」といった反応が多数寄せられている。
前日4日には、ツイッターのトレンドランキングで上位に浮上するほど熱を帯びている“箸の持ち方”論争。5日にはインターネット掲示板『2ちゃんねる』創設者のひろゆき(西村博之)氏や、脳科学者の茂木健一郎氏といった著名人が新たに論争に参戦する一方、ダルビッシュ自身はボールやダーツの矢など箸以外の物の握り方に言及しているが、論争はここからまた新たな展開を見せていくのだろうか。
文 / 柴田雅人
記事内の引用について
ダルビッシュ有の公式ツイッターより
https://twitter.com/faridyu