2019年には日本人男性クラシックピアニストとして史上初の日本武道館ワンマンコンサートを実現。最近ではコンサートでのフリートークが「面白い」として、バラエティ番組にも引っ張りだこになっている。
清塚は自身がピアニストになった理由について、「母親からの教育が全てだった」といい、幼少時の頃から母親から徹底的なスパルタ教育を受けてきたと明かした。
清塚いわく「早朝5時から12時間の練習」「学校から帰宅すると2分でピアノに座らせられる」と、幼少期に厳しい教育を受けてきたと告白。これらは序の口で、「学校に行かずにピアノの練習をしろ!」と遠足や修学旅行にも行かせてもらえなかったといい、さらには「お前はピアニストにならないと死ぬよ!」と母親から強いプレッシャーをかけられていたという。
義務教育を満足に受けられなかったことが災いしてか、清塚は現在も「九九の六の段以上が覚えられない」という。
このスパルタ教育について清塚は、かつて母親がピアニストを目指していたものの家庭の事情でかなわず、息子である自身に思いを託した結果、厳しいスパルタ教育を受けることになったのではないか、と懐柔している。
この清塚の告白にネットでは「母親の話が怖すぎる」「自分の夢を叶えるための道具に使っている」「天才ピアニストになれてよかったけど、そうじゃなかったら悲惨だったよね……」といった声が相次いだ。
確かに清塚の母親の教育方針は、今の倫理観に照らし合わせると確かに推奨されるものではないかもしれない。ただ、本人がピアニストとして成功し、バラエティ番組でも笑って話せているということは、ある程度、家族の間では既に解決済みのものなのだろう。
笑えるはずのバラエティ番組で披露された清塚の怖すぎる過去話。今後もさまざまな番組で出てくる可能性もある。ただ、もう少しマイルドに話す工夫は必要かもしれない……。