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奈良市職員のホームジャンプに「上司が謝罪する必要はない」玉川徹氏の発言が物議

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画像はイメージです

 奈良市役所の男性職員が、近鉄奈良駅のホームから隣のホームに飛び移ろうとする動画が波紋を呼んでいる。助走をつけて勢いよくジャンプするが着地に失敗し、線路内に転落しているのだ。この危険行為の撮影動画がSNSに投稿されると、奈良市には電話やメールの苦情が殺到。また同時に、動画を見た近鉄が警察に通報。男性は上司とともに近鉄奈良駅へ行き、謝罪したという。
 
 このニュースが21日に『モーニングショー』(テレビ朝日系)で取り上げられたのだが、玉川徹氏のある発言が少なからず波紋を呼んでいる。

 「玉川氏は問題の職員について、『奈良市の職員の中にだってこういう馬鹿な人間はいる』『プライベートの時間にやってる馬鹿な行為』と苦言を呈しつつ、『公務員だからといって、業務上で何かやったという話でもないのに、なんで、上司が3人そろって頭を下げているのかがよく分からない』と、上司が謝罪する必要はないと主張しました」(芸能ライター)

 玉川氏が抱いた違和感については賛否ある。賛成意見としては「個人が起こした問題行動であり、組織は関係ない」「プライベートで個人の起こした話ですから、上司が頭を下げるのは確かに違和感があります」という声がある一方、反対意見としては「市民の税金で食べてる人でしょ」「玉川さん、貴方が酔っぱらって軽微であっても何かやれば局としては謝罪するよ」といった指摘もある。

 だが、この後の玉川氏の主張は、日ごろ、特に安倍政権に対する辛辣な意見を放つスタンスが裏目に出てしまうものだった。

 「玉川氏は、ジャーナリストの青木理氏の『これで電車が止まったら損害賠償請求される』という意見に、『そっちだったら分かるんですよ』と理解を示しつつ、『社会がとんちんかんになってる感じがする。社会全体で責めるべき相手が間違っている』と、苦情を寄せた一般市民に苦言。『誰が見ても責めやすいところはみんなで寄ってたかって責める。だけど、なんとなく責めにくいような場所はしない』と持論を展開。『社会がバランスを欠いている』と言及したのです」(同)
 
 逆にこれが、ネットユーザーの不満を買ってしまった。「どうでもいい責めやすい所を安易に責める お前が政権にやってるコトだろ玉川」「この批判をそのまま玉川氏に言いたいね」「バランス感覚がおかしいのはオメーだよ、青木理(と玉川)。結果的に何事も無かっただけで、税金で食ってる公務員が酔って危険行為したんだから、重過失でしょ」とブーメラン状態になっている。まだまだ玉川氏VSネットユーザーの戦いは続きそうである。

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