「常田は、同棲相手に選ばれたグラビアアイドル井口綾子に、『綾ちゃん胸大きいよね』と言ったかと思えば、『カラダの相性は大事だから、女性と付き合う前には必ずエッチはしておきたい』と話したり、『田舎にいた時、バイクの後ろに女性を乗せて砂利道を走れば、女性は気持ちよくなるみたいな噂があった』と発言したこともありました」(芸能ライター)
そのたびに井口はドン引きし、さらに心が離れていき、さらにはオンエアされるたびネットからも「気持ち悪い」の大合唱。常田も、さすがに井口が「自分を嫌っている」ことに気づいたのか、態度を改めて普通にしていると、今度は皮肉なことにそのギャップで、井口も常田に心を開き始め、急接近するようになっていったのだ。
そして6日目の夜。彼はついに井口に愛の告白をする。「これからは僕の家のセミダブルのベッドで寝てください」と、またしてもセクハラまがいの言葉も吐きつつ、不器用ながら思いを伝えた。すると、井口は「すごい魅力的だなって思ってたし、もっと知ってったら好きになっちゃうのかも……」と、常田への好意が芽生え始めていたことを明かしながらも、彼の思いに応えることはなく、常田はフラれた形となった。
だが、ここから常田は、「フラれた男のかっこよさ」を見せる。マンションに2人で帰宅後、いつも井口と寝ていたダブルベッドには入らず、リビングで就寝することに。翌7日目の最終日、「ちょうどコーヒー淹れたからさ」と、常田は淹れたてのコーヒーを勧め、2人で飲む。そして、淡々と「長居してもアレだから。じゃ、そろそろ俺は行くよ」と身支度をし始めたのだ。
その切ない別れと常田の引き際の良さに、ネットでは「好感度上がった!」「最後はかっこよかった」「不器用だったけど、男らしい」と絶賛の声が。また、前夜フッてしまった井口は心残りが少しあるのか、大号泣していた。最悪な幕開けから一転、番組の公式twitterなどにも反響が集まり、番組としては最高の結末を迎えた。この一部始終がすべて常田の計算だったとしたら、視聴者もうまく踊らされていたのかもしれない。