今回は、先週から始まった新企画「モンスターアイドル」。アイドル好きのクロちゃんが、女性をプロデュースする内容である。プレゼンターのたむらけんじ曰く、クロちゃんはアイドルも作りたいが、彼女も作りたいという葛藤に揺れているという。
放送第2週目、クロちゃんはデビュー候補生8名と共に沖縄合宿に臨んだ。合宿所に到着してすぐに行われたのが水着審査。クロちゃんは、水着で現れた彼女たちの身体を触ろうとし、さらにはプライベートのスマホで写真も撮る暴挙に出る。ほかにも、個人的に好意を持っているメンバーを呼び出して「キスしたい」と迫ったり、頭を撫でたり、プロデューサーの権限を使ってセクハラを行う姿にスタジオからは悲鳴が上がった。
「大暴れするクロちゃんにネットも大荒れでした。『そのうち苦情が殺到して企画中止になりそうな気がするのは私だけ?』、『吐きそう』、『公開セクハラ企画』などとつぶやかれ、クロちゃんに罵詈雑言を浴びせるだけではなく、番組企画自体に中止を要望する声もありました。出演者には企画意図を容認してもらっていると告知しているのにも関わらず、非難する人々はそこを無視。観ていて不快になる番組をわざわざ視聴する気力はどこから湧いてくるのでしょうか(笑)」(テレビ誌ライター)
また、SKE48の須田亜香里も、先週この企画が始まった時点で「クロちゃんのアイドルプロデュース新企画ヤバすぎ、クソ過ぎ」とツイート。スタジオでVTRを観ていたBILLIE IDLE®のファーストサマーウイカも「めちゃめちゃ上手やなと思いました。巷にもこういう手のプロデューサーもいる」とコメントするなど、同業者のアイドルにも波紋を呼んでいる。
まだまだ続くクロちゃんの「アイドルモンスター」。番組制作陣は非難の声以上に、応援の声があることを忘れず、攻めた番組作りに励んでほしいものだ。