ネット上でも「そもそもバッドナイスってコンビだったのかよ」「解散で初めて存在知るって珍しい芸人だな」といった声が並ぶ。お笑い芸人の中にはコンビ格差が開くものが少なくない。活動を継続するコンビもいれば、そのまま解散や実質的に活動休止に至るパターンもある。
「コンビ格差が開いてもコンビを継続するパターンとしては、DonDokoDonがいますね。ぐっさんこと山口智充はマニアックものまねで『エブナイ』(フジテレビ系)でブレークを果たしました。相方の平畠啓史は地味キャラを明石家さんまなどにイジられていましたが、最近では趣味のサッカー関連の番組などで活躍していますね。現在コンビ共演はほとんどありませんが、解散は明言していません」(芸能ライター)
一方で、コンビ格差が開いて、そのまま解散へ至ってしまったコンビもいる。
「Wコロンは、ねずっちの“謎かけ”でブレークしましたが、このころからコンビ仲が悪くなっていったようです。相方の木曽さんちゅうは芸歴が長いため、謎かけをしない“じゃない方芸人”として扱われることをよく思わなかったようです。一時期は不仲を売りにテレビに出ようとしましたが、それすらできないほど関係が悪化してしまったそうです。結局、2015年4月に解散しました」(前出・同)
このほか、アンタッチャブルは柴田英嗣が休業中に、相方の山崎弘也が「世界のザキヤマ」として人気者となり、コンビ格差が開いてしまった。柴田がコンビ再開を望むも山崎が応じていないともいわれている。格差コンビにはそれぞれの事情があるようだ。