山崎はまた、FOD(フジテレビオンデマンド)で、同じ人力舎のおぎやはぎ・矢作兼とオリジナル番組『矢作と山崎と』を立ち上げた。同じく人力舎のドランクドラゴンの塚地武雅とは『ザキ山小屋』(朝日放送)でタッグを組んでいる。
山崎はこうして同じ事務所の芸人と頻繁に絡んでいる。しかし疑問なのは、どうして相方・柴田英嗣とのコンビ活動を復活させないのかという点だ。
柴田が女性問題で謹慎していたのは2010〜2011年の約1年間。それから約7年も経とうとしているのに、いっこうにコンビの活動を再開する知らせが聞こえてこないのである。
「柴田はたびたびバラエティに出ては、山崎との仲について『特に悪いわけではない』と発言していますが、何の支障もないのに山崎からゴーサインがない。彼にコンビ復活の意思がないと捉えられてもおかしくありません」(芸能ライター)
だが山崎は、次のように発言しているという。「自力ではい上がり、ピンとしての活動が今の自分に追いついたら、コンビ復活もある」。相方への言葉にしては上から目線のような気もするが、要はそれだけ奮起してほしいということだろう。
だが、レギュラー番組の本数だけを見れば、山崎は『スクール革命!』(日本テレビ系)など3本程度であるのに対し、柴田は準レギュラー含めると6本。もちろん地方局やCS放送も多く、ギャラの単価で言えば彼より劣るが、それでも十分立派な活躍ではある。
山崎の、異様とも言える「復活NG」が解禁されるのはいつになるのか。ちなみに、柴田は以前、自身のラジオ番組でコンビ復活の時期について「ヘタしたら東京オリンピックのときかも」と冗談めかして語っていたことがある。
柴田のキレのあるツッコミは健在だ。ファンならずともその絶妙な掛け合いを見てみたいものだが……。