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ハッシーの中央競馬新馬セレクション(1/12京都)

【今週デビューの注目馬】

☆アルテフィーチェ
 2020年1月12日(日)京都第6R芝2000m戦に出走予定のアルテフィーチェ。馬名の由来は「創造者(伊)。母名より連想」。牝、鹿毛、2017年2月15日生。栗東・友道康夫厩舎。父ハーツクライ、母アルテリテ、母父Literato。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主はキャロットファーム。愛馬会法人・キャロットクラブの募集馬で総額3600万円。母は13年ガーデンシティS(米GI)の勝ち馬で、全兄は芝の2600m戦で勝利を挙げているアルテヴェルト(父ハーツクライ)がいる。本馬は牝馬の分、兄よりも丸みがあり、胴伸びが良く各パーツが整ったバランスの良い好馬体の持ち主。晩成型のハーツクライ産駒らしく、まだ頼りないところが多く、本格化は古馬になってからだろうが、上下動の少ないバランスの良い伸びのある走りをしており、長く良い脚を武器に長めの距離で活躍するだろう。なお、鞍上はS・フォーリー騎手。

☆ロードセッション
 2020年1月12日(日)京都第6R芝2000m戦に出走予定のロードセッション。馬名の由来は「冠名+合奏」。牡、鹿毛、2017年3月4日生。栗東・高橋義忠厩舎。父ジャスタウェイ、母ジャズキャット、母父Storm Cat。生産は新ひだか町・ケイアイファーム、馬主はロードホースクラブ。愛馬会法人・ロードサラブレッドオーナーズの募集馬で総額3024万円。半兄には芝で4勝を挙げ、17年金鯱賞(GII)や18年日経新春杯(GII)で2着に入っているロードヴァンドール(父ダイワメジャー)がいる。本馬は各パーツの連動性が良く、繋ぎのクッションも良い。ゆったりとしたフォームでバネのある走りをしており、長めの距離が合いそう。その分、小回りよりも広いコースが合いそうなタイプ。ただ、まだトモを中心に緩さがあり、気性的にも幼さが目立つ。全体的にしっかりとしてくれば、ロードヴァンドールのように息の長い活躍が見込める。なお、鞍上は武豊騎手。
※出走予定競走には、馬の体調等により出走しない場合があります。

<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン~狙ったレースは逃さない!~」も担当している。

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