☆中山11R「ディセンバーS」(芝2000メートル)
◎4ルミナスウォリアー
○14マイネルラフレシア
▲13マイネルフロスト
△3ヤマニンボワラクテ、12スピリッツミノル
「休養(3か月半)を境に、グンとパワーアップしている」。白崎助手が証言する、ルミナスウォリアーに期待。ここまで5勝を挙げているが、素質でカバーして来たと言っても過言ではない。そんな状態で挑戦した七夕賞(重賞初挑戦)は8着と完敗。初の小回り福島コースも合わず、競馬に参加できたのは直線だけ。攻守所を変えた、新潟記念は0秒3差5着と善戦、実力の片鱗を示した。そして、今回である。5歳の秋を迎えて素質に体力が追い付き、ようやく完成の域に近づいてきた、となればプラスアルファは計り知れない。2000メートルは4勝、2着2回のベスト条件、勝利のお膳立ては整っている。相手は、3歳馬のマイネルラフレシア。1戦ごとに地力強化の跡を示しており、好勝負。
☆中山10R「南総ステークス」(芝1200メートル)
◎6ゴールドペガサス
○1ファインニードル
▲9ダイワダッチェス
△11レーヴムーン、14デンコウウノ
満を持して出走する、ゴールドペガサスが狙い目。西陣Sは15着と惨敗を喫しているが、敗因は初ダート。なぜ使ったの? 「目標の南総Sまで間隔が開くから」と岩本助手。表現は悪いが、調教替わりだったなら、度外視して大丈夫。もともと、このクラスは勝っているし、オープン特別2着の格上の存在。4勝、2着2回は、すべて1200メートルで挙げている、エキスパート。ハンデ57キロも許容範囲だし、ここは負けられない。相手は、ファインニードル。浜松Sを10着惨敗。株を下げているが、敗因は出遅れが全て。0秒6差なら巻き返しは十分可能だ。
☆中京11R「三河ステークス」(ダ1400メートル)
◎6ブルミラコロ
○3ゴールドスーク
▲11エイシンバランサー
△1キタサンサジン、9サングラス
センスの良さが光る、ブルミラコロでもう一丁いける。<4511>と、成績を見ればそれは一目瞭然。唯一の4着は、7か月間の休み明けが響いたもの。ここが、秋4戦目(中1週)だが、夏場は全休しているのでダメージは皆無だ。昇級も形だけ。休養前、河原町Sでカフジテイク(4歳オープン)の2着に逃げ粘り、メドは立っているからだ。充実著しい今なら、あくまで通過点に過ぎない。ゴールドスークが相手になる。目下、連続3着中とデキの良さが目立っているし、得意の中京(3勝、2着3回)なら好勝負だ。
☆阪神11R「朝日杯フューチュリティS」(芝1600メートル)
◎11トリリオネア
○8ダンビュライト
▲10モンドキャンノ
△13ミスエルテ、17サトノアレス
牝馬2頭(ミスエルテ、ビーカーリー)が、先週の阪神JFをパス、敢然と挑戦して来た。男なんて怖くない、ということなのだろう。一筋縄ではいかないことは、彼女らの挑戦が物語っている。そうした点を踏まえたうえで、本命には外国産馬のトリリオネアを推す。「血統馬で、スケールが大きい」と、吉永助手。前走の未勝利戦は、真骨頂。直線に向くとグイグイ伸びて、坂を上がると一気に弾け、ロジベストをねじ伏せている。キャリア1戦(新馬2着)とは思えないスケール感のある勝ち方で、着差(0秒1)に強い印象を与えた。2戦とも上りはメンバー最速で、この持続力のある末脚は混戦レースで大きな武器になる。初めての1600メートル(前走1400メートル)も、阪神コースも心配無用。相手は、ルメール騎手のダンビュライト。
※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。