報道をまとめると、同所で行われた会見には「RIZIN」の榊原信行実行委員長も同席。榊原氏は「実力だと出られるレベルにないが、勝ち負けを超えて思いや感動を届けられるかを期待している」と参戦にゴーサインを出した理由を説明。
今月1日に行われた試合に勝利し、「RIZIN」参戦をアピールした川村だが、総合格闘技のプロ戦績は2勝2敗。週4回のライブをこなしながら、午前、午後、夜と練習をこなし、31日は試合の後には、グループのカウントダウンライブにも出演予定。川村は「夢がかなった。1回で終わらず、将来はメインやチャンピオンを目指したい」と意気込んだ。
気になる対戦相手は、インターネットテレビ局・AbemaTVの「格闘代理戦争」で行われている女子トーナメントに出場した、故山本“KID”徳郁さんが創設したKRAZY BEE所属選手であいに決定。
あいはレスリングでインターハイとインカレの優勝歴を持ち、世界学生選手権で3位になった経歴を持つが、今回がプロデビュー戦。午前9時開始のイベントの第1試合にRIZINチャレンジルール(ヒジ打ち、サッカーボールキック、踏みつけ、4点ポジションでのヒザ蹴りは禁止)の5分2Rで行われるという。
「川村は打撃が得意だが、レスリングの猛者のあいのタックルをしのげるほどの力量は現状ではなさそう。しかし、万が一があるのが格闘技。あいはそれほど打撃が強くないので、川村の一発が当たればまさかの展開も。川村の参戦発表で仮面女子ファンの動員が期待できるが、ここまで本気で格闘技をやったアイドルはいないので、今回負けたとしても、その先にそれなりの実績を残してアイドル史にその存在を刻んでほしい」(格闘技ライター)
アイドルが格闘技のリングでどこまで「やれんのか」が注目される。