アムウェイは社会貢献活動の一環として起業家精神の育成をテーマに、各国の起業に対する意識や環境を調査する「アムウェイ・グローバル起業家精神調査レポート(AGER:Amway Global Entrepreneurship Report)」を行っています。日本アムウェイ合同会社が主催した同シンポジウムでは、7回目となるこのレポートをベースに、早稲田大学 ビジネススクール・東出浩教教授は「日本では起業を志す人の割り合いが少ない」ことや、「野心」「向上心」「自信」「能力の理解」が大きく欠如していることなど、現代の日本が抱えている実情をプレゼンを通して指摘した。長谷川と楠本氏のほかにヒガ・インダストリーズ代表取締役会長兼社長のアーネスト M. 比嘉氏も登壇した。
アメリカ、中国、インドなど45カ国、約5万人を対象としたアンケートで日本人の起業家精神は最下位だった。この結果に長谷川も「想像以上に低かった。大丈夫かというのが正直な気持ち」と語った。一方で会社を経営する立場の楠本氏は「起業することに不安になる人が多いことはむしろラッキー」と状況をポジティブに例えてみせた。
前述のレポートによると、家庭環境においては、子どもの将来にとって親は重要な存在であるものの、日本人の親子の間での会話は量、時間共に少なく、重要なインプットを親から得る機会が少ない状況という結論が導き出された。
2012年に出産し現在は4歳の男の子の母である長谷川は、親子のコミュニケーションと独立というテーマに「彼が成人になる時は私はもう50後半になるころ。頭の中だけは柔らかくしておきたいな。今まで私はこうしてきたからとか、意見をぶつけるのではなく、柔軟に考えたいな」と感慨深そうに話した。
長谷川は子育てについて語る一方で、「違う人生を作ろうかな」と気になるコメントも。「何かを始めるのに年齢は関係ない。子育てをしながら、失敗を恐れず周りの方とコミュニケーションをしながら第二の人生を送りたいな」と刺激を受けた様子だった。
また、報道陣から子どもに自信をつけさせる方法を聞かれると「とにかく褒めちぎる。私もわりと『がんばれ、できる』と言われると早く走れたりいいタイムが出たり、そういう経験があった」とマラソンでの経験を踏まえて、「自信ってすごく大切。(自分が子どもにとっての)一番の理解者でいてあげて、応援して常に励ましてあげるのが自信につながる」と語った。
夫の楠本氏も「(夫婦で)自然とそういう話になりますね。普通に意見を言ってくる子なので僕も勉強になったり、褒めあうというか…」と明かすと、長谷川からは「(子どもと)褒めあってるよね」と親子の関係について指摘されていた。
(リアルライブ編集部PR記事)