原作は、愛を求め続けた一人の女性”エル”の孤独で壮絶な人生を綴った物語とAcid Black Cherryの音楽が絡み合う、壮大なコンセプトアルバム「L−エル−」。【CDショップ大賞2016】の入賞作品に選出され、総計20万枚以上の驚異的なセールスを記録するなど大きな反響を呼んでいる。アルバムのみならず、昨秋には物語部分が書籍化され5刷されるなど、ミュージックシーンでも異例の展開をみせてきた。そんな「L−エル−」の哀しくも美しい世界観が、最新映像技術を駆使して完全映画化した。
本作で、古畑星夏は、主人公エル(広瀬アリス)の人生を左右するキーパーソンのリノ役を演じる。今回の役柄に関して、古畑は、「リノはお話の中でなくてはならない存在で、その大切な役を任されて不安やプレッシャーもありました。とても優しく責任感が強いリノを演じる事ができて凄く嬉しく、こういう人になりたい!と思いました」と語った。
また、古畑が主演を務める広瀬アリスと、雑誌「Seventeen」での共演は度々あるものの、映像作品では今作が初めて。古畑は、自身が慕う先輩モデルとの共演について、「エル役のアリスちゃんとは雑誌「Seventeen」で一緒だったので、こうして映画のお仕事ができて嬉しく、現場もとても楽しかったです」とコメントを寄せている。
古畑星夏は、現在モデルとして第一線で活躍しながらも、『近キョリ恋愛』、『きょうは会社休みます。』などの話題作で人気を博し、現在放送中の『時をかける少女』では主人公の同級生「おじょう」役を好演中。また、同じく現在放送中の『ふれなばおちん』(NHKBSプレミアム)では、“肉食系女子”で主人公の恋敵となる役で出演を果たすなど、数多くの作品に出演し、女優として猛躍進中だ。今作の『L−エル−』では、女優としてどのような新たな一面を見せてくれるのか。先日7月8日に20歳になったばかりの古畑星夏の今後の活躍に期待が高まるばかりだ。