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プロ野球「春の大嵐」 急展開! 日本ハム・大谷が今オフ前倒しメジャー挑戦へ

 日本ハムの大谷翔平投手(21)が開幕から好調な“打撃”を見せている。3月29日のオリックス戦で3ランを含む自己最多5打点と大暴れすると、翌30日にも2ラン。既に投手ではMAX162キロの超人伝説を築き上げたが、プロ4年目はギアをもう一段上げ、「二刀流」での飛躍を目指している。
 「昨季までは野手で出場する際、最低でも登板日の前後2日間は間隔を空けていました。それが今季は登板日の前後1日だけ。球団は体力的な負担を懸念しているが、本人が“二刀流”を強く望んでいるのです。1年でも早いメジャー転身への布石でしょう」(日本ハム担当記者)

 大谷がやたら早期渡米を目指すのは、メジャー球団のスカウトから「今オフを逃せば、メジャー移籍は困難になる」という情報を得ているからだ。アメリカ大統領選挙に向けた野党・共和党の候補者選びでトップを走るドナルド・トランプ氏が、ここに来て「日本人選手の締め出し、日本球界との関係見直し」を口にし始めたことが背景にある。
 「移民規制」で支持者を飛躍的に増やしているトランプ氏。日本での報道は「ムスリム(イスラム教徒)の米国入国をすべて禁止」という部分ばかりを強調しているが、実は「メジャーでプレーする日本人選手」も標的にしているのだ。彼らのせいでMLBを目指す米マイナーリーグの若手選手の生活が脅かされているとし、マイナー契約をして渡米する若手選手も含め、ビザの発給制限をする方針なのだ。

 米球界から不平等の声が出ている「ポスティング・システム(入札制度)」も撤廃縮小させる考えだ。日本球団への入札金は「上限2000万ドル(約23億円)」に引き下げられたが、契約が切れる来年からはさらに大幅ダウン、もしくは撤廃が予想される。そうなれば、入札金のメリットが消滅し、日本球団は所属選手のポスティングによるメジャー移籍を認めなくなる。日米球界の摩擦は頂点に達するのだ。
 「今の流れなら、今年11月に共和党の候補者はトランプ氏で決まる。大谷は“160キロ&50発”のポテンシャルを実証し、予定を前倒してメジャー移籍するしかない。この機会を逃せば来年から2期8年は日本を出られない可能性があるからです」(スポーツ紙デスク)

 海外FA権取得には実働9年が必要で、大谷は裏技にも知恵をめぐらしているという。投手や野手の単品なら9年でも「二刀流なら2倍速」という計算方式だ。
 「高校卒業後、ドジャース入りを目指していた大谷が、日本ハムの1位指名をあえて受け入れたのは、二刀流を認めてくれたからに他ならない。入団時に投打で活躍することで“1シーズンを2年分にカウントする”との密約があったとも噂されている。9年を4年半で済ますために、大谷投手は打者にもこだわるのです」(選出・デスク)

 そんな背景を知ってか知らずか、米メディアは、こぞって「地球最高の有望株」と絶賛。かのトランプ氏にとっても、“160キロ&50発”だけは例外?

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