綾部は同日、ピースとして又吉と開催したトークライブ後に緊急会見。報道陣が集まる中、緊張した面持ちで「以前からアメリカで勝負したいと思って…」と切り出し、来年4月からニューヨークに拠点を移すことを発表した。
俳優としても活動する綾部だが、相方の又吉直樹が昨年7月に「火花」で芥川賞を受賞したことに刺激を受け、自身の夢を追いかけることを決意。コンビは継続するが、出演中のレギュラー9番組は来年3月までに全て降板し、来年4月以降、ピースとしての活動する予定はなく事実上の活動休止に。
綾部は現在は英語を話せないため、2、3年英語の勉強をしたうえで、米国でコメディアンや俳優を目指すというから大英断。最終目標について、「ハリウッドスターとしてレッドカーペットを歩くこと。ビッグになるまで帰って来ません!」と決意をにじませた。
「又吉の受賞後、テレビ番組などで『先生』と呼び又吉を持ち上げていた綾部だが、今後の自分の方向性についてかなりの葛藤があったようだ。もはや、芸人としての仕事には未練がなかったようで、これまで稼いで貯めた金を元手に裸一貫で勝負することを決意したようだ」(テレビのバラエティー番組関係者)
芸人としては、芸歴10周年を迎えた女性お笑いタレントの渡辺直美が先日、初のワールドツアー初日公演を米ニューヨークで開催し世界進出。
しかし、俳優でハリウッドで成功を手に入れたのは、現在、日本人では渡辺謙ぐらいしかいない、かなり高い壁。綾部がどこまでいけるかが大いに期待される。