放送翌日のラジオ番組『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』(ニッポン放送)に出演したナイツだが、塙宣之は今回の騒動を持ち出し、自身も「行こうかなと思った。そう思った人がいっぱいいたのでは」と告白。すると土屋は、その結果、一部来場者が会場の柵を壊すなど騒ぎを起こしたことを踏まえて、「“(クロちゃんより)そっちの方がモンスターだったんだ”っていうことでしょうね。このご時世に対する」と分析したのだ。土屋によると暴徒化する一般人に対する番組からのメッセージだったのではないかと言う。これを聞いた共演者の清水ミチコも「なるほどね。攻めてるよね」と納得していた。
この騒動に対して、TBSは「予想を超える多くの方々が集まり混乱を招きました。皆様に深くお詫び申し上げます」と、としまえんは「近隣にお住まいの方々には交通渋滞・騒音等により、ご迷惑をお掛けしましたことを深くおわび申しあげます」と謝罪し、中止を発表したのだが、実は視聴者の批判の矛先は、クロちゃんに対して向いていたのだ。クロちゃんのTwitterには「反省してない」と言った意見が寄せられているが、クロちゃんは番組の趣旨に従っただけ。そのため、「土屋さんよくぞ言ってくれた」「人が集まると暴徒化する」と共感する人も多かった。
また、お笑い芸人のスマイリーキクチもTwitterで「集団発狂には歯止めがきかない」と番組側ではなく、暴徒化した一部の人に対して苦言。「暴れた人物は非を認めず、『私は悪くない、煽ったテレビ局が悪い』と責任を擦りつけるだろう」と分析した。
「これまでにも、水曜日のダウンタウンでは“どこかに閉じ込められたクロちゃんを探す”といった企画で視聴者を巻き込み、一般人が関係のない人のマンションに押しかけてしまう騒動がありました。今回の騒動は暴徒化する人たちへの警告にもなったかもしれませんが、迷惑をかけている以上、番組側の配慮が足らなかったことは明らかです」(芸能記者)
ファンの中には「番組の打ち切りだけはやめて」と願う人も多いが、果たして…。
記事内の引用ツイートについて
スマイリーキクチの公式Twitterよりhttps://twitter.com/smiley_kikuchi