◎エーシンホワイティ
○エーシンリターンズ
△マイネルプルート
△オオトリオオジャ
△グローリールピナス
人気サイドだが、エーシンの2頭で決まるだろう。重賞でも好戦できる力量は、流れ一つで毎度着順の変わるような魅力に欠けるこの面子なら頭一つ二つ抜けている。“のびしろ”で考えても、最強世代と言われる4歳世代はこの2頭だけ。ここで着実に賞金を加算して秋の重賞戦線へ備えることになるだろう。さて、頭はどちらか。距離適性を考慮して牡馬のホワイティを上位とした。京都1400mも前々走のテレビ愛知OPで勝ち馬とタイム差なしの2着しており、ほぼベストな舞台。極端に緩い流れにならなければ、いつもどおり、中団から伸びてくる競馬で勝ち負けになるだろう。リターンズはマイル戦を中心に使われてきていることから微妙に忙しくなる1400mの流れへの対応がカギとなるが、今回は流れどうこうのメンバーはないので、好位で折り合って早めに先頭に立つような感じになるだろう。この2頭で鉄板。3着争いはマイネルプルート、オオトリオオジャ、グローリールピナスあたりになるのではないか。
【3連単】フォーメーション(11)(15)→(11)(15)→(3)(7)(16)
◆中山11R 千葉日報杯
◎シャガール
○ゲームマエストロ
▲マコトギャラクシー
△マイネルグート
4歳勢4頭のBOX馬券で臨みたい。半年ぶりとなるシャガールが頭に来れば馬券的な妙味はあるだろう。1月の昇級初戦は、2000→2500m距離延長が微妙に影響した印象で見せ場に乏しかったが、得意の2000mに戻れば先行して粘る本来の競馬ができるだろう。自分のペースで競馬ができるようなら、休み明けでも勝ち負けに加わるような潜在能力は秘めているとみる。他の4歳馬3頭は、降級の前走できっちり2着をキープしたゲームマエストロ、同じレースで追い込み及ばず惜敗したマコトギャラクシー、同、逃げて踏ん張りが足らなかった格好のマイネルグート。いずれも好調を維持しているので、いい競馬になるだろう。
【馬単】流し(2)軸(3)(6)(8)
【馬連BOX】(2)(3)(6)(8)
【3連単】フォーメーション(2)(3)(8)→(2)(3)(8)→(2)(3)(6)(8)
<プロフィール>
仲町通(なかまち・とおる)
在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。