◎ミッドサマーフェア
○アイムユアーズ
▲レジェンドブルー
△オールザットジャズ
△コスモネモシン
1番人気に推されたオークスでまさかの13着に沈んだミッドサマーフェアだが、レース中に脚をぶつけるなどアクシデント絡みの結果だけに度外視してよいだろう。古馬との初対決も51キロならオークス以前のレースぶりからしてかなりの「恵量」。蛯名騎手の減量の方が気になるくらいだ。直前の軽い追い切り(函館芝単走5F72.6〜12.7秒)に一抹の不安は残るものの、レースにより良い状態で挑むために試行錯誤した結論だけに、「しまい重点」はプラスに向くと考えたい。51キロで持ち前の瞬発力は更に生きる。巻き返しは必至だ。
距離疑問のオークスで4着したアイムユアーズが当面の相手。休み明けは走る傾向にあり、ミッド同様にこの馬にとっても52キロはプラス材料。追い切りを観る限り、初コンビを組む池添騎手との呼吸もピタリ。いいイメージでレースに臨めるだろう。穴に、やや成績に波があるものの札幌3勝(2着4回)とこのコースを最も得意としているレジェンドブルーが不気味。ダートコースを抑え切れない手応えで駆け抜けた今週の追い切りから、かなりの好気配がうかがえる。無印が予想されるだけに、ノーマークで気楽に逃げられるようなら前残りも十分にある。オールザットジャズ、コスモネモシンの2頭はおさえまで。ジャズは、ヴィクトリアM16着惨敗から立て直し途上にあり完調まで一息、コスモも地力は認めるが2着した昨年の雰囲気にはチョイ足らないように感じる。
【馬連】流し(10)軸(2)(5)(8)(9)
【3連単】フォーメーション(10)→(8)→(2)(5)(9)
<プロフィール>
仲町通(なかまち・とおる)
在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。