第8話は、ユリカ(新木優子)がマコチ(高良健吾)との関係にいまいち自信をつけられず、迷い続けるというストーリー。そんな中、別れた夫と住んでいた家を売りたいという桃香(矢田亜希子)をマコチが担当。桃香はなぜかマコチとの関係をSNSで匂わせ始めて――という展開が描かれた。
なかなか進まないストーリーに、視聴者からは毎話のようにもどかしさを指摘する声が集まっている本作。第8話も困惑の声が多く聞かれていたが――。
「そんな中、評判を集めていたのはユリカとマコチと同じ不動産屋で働く白井(関口メンディー)です。第7話で、さくら(山口紗弥加)の家で行われたパーティーに参加し、さくらと出会った白井でしたが、翌朝、眠ってしまった白井のためにさくらは朝食を用意。レトルト品にも関わらず、『おいしい!』と喜ぶ白井にさくらは少し心惹かれた様子を見せていました。一方、白井はさくらに夢中。会う約束を取り付けると、仕事中も浮かれっぱなしの様子を見せ、視聴者からは『このドラマ、メンディーが一番素直』『メンディーが可愛く見えてきたぞ』と大反響が寄せられていました」(ドラマライター)
また、もっとも反響が大きかったのは、さくらと白井のデートシーンだという。
「あまり素直になれないさくらと、直球で話し続ける白井のバランスがよく、バッティングをした後、1時間も散歩。『私、分かりにくいって言われるから』とさくらが自虐すると、白井は『好きな人のことずっと考えていられるなんて、そんな幸せなことはないですよ』とつい告白。自分でも想定外のうっかり告白に、『何やってんだ、無駄マッチョ!』と自虐する一幕がありましたが、本作ではなかなか見られない、自身の気持ちに素直で純粋な白井に対する視聴者の好感度は急上昇。特に、ヒロインの相手であるマコチが優柔不断で揺らぎやすい男であることから、『高良健吾よりメンディーがイケメンに見える日が来ると思わなかった』といった声も寄せられている」(同)
ネタキャラと思いきや、ここに来て株を上げた白井。さくらと白井の二人の行方にも注目が集まる。