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芸人のユーチューバー化が進む カジサック成功の裏には“綿密な戦略”?

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カジサック(キングコング・梶原雄太)

 2018年10月、芸人界に大きな事件が起きた。キングコング・梶原雄太が、芸人の傍らYouTuber・カジサックとして活動し、2019年の年末までに登録者数100万人行かなければ、「芸人を引退する」と宣言したのだ。

 彼の行動を叩く人もいたが、蓋を開けてみれば、2019年4月の時点でYouTubeチャンネル「カジサックの部屋」の登録者数は80万人を突破。YouTuberとしては成功と言ってよいだろう。

 それまでもYouTubeに挑戦した芸人も少なからずいたのは確か。しかし、テレビでやっていたことをそのままYouTubeに持ってきていたこともあり、そのほとんどが失敗に終わっていた。それに引き換えカジサックは、事前にYouTubeを研究し、YouTubeの視聴者に沿った戦い方をして成功を収めた。

 カジサックの例もあってか、最近では数多くの芸人がYouTubeに参戦している。スピードワゴン・小沢一敬が「スピードワゴン 小沢一敬Official Channel」、若手芸人だとプラスマイナスなどがチャンネルを立ち上げた。

 「やはり、ネームバリューがある人は数万回再生いきますね。黒字化になるかは微妙ですが、ゆるーくやっているので、十分なのでしょう。若手でも特技を生かした動画をアップしたり、ラジオに挑戦するコンビもおり、まずまずの結果を残しています。前述の失敗の例もあるため、クオリティーの高い編集や企画で個性を出しているようですね」(エンタメライター)

 “芸人”という最大の武器を生かして、コントや漫才に定評のある芸人がネタをアップすることも多い。東京03、バカリズム、バイきんぐなどが、単独ライブで行ったネタを定期的にアップしている。

 「背景には、違法アップロードがあります。YouTubeを検索すれば、番組やDVDで披露したネタがわんさかあります。そうした対策で、自ら動画をアップしているようです」(同上)

 お笑いの漫才やコントも作品である。歌とは違って1度見ると魅力が半減してしまう儚いもの。どうせならば、公式チャンネルで閲覧し、彼らに還元してあげてほしい。

 また、YouTubeに参戦している若手芸人のほとんどは、テレビではなく劇場で活躍中だ。カジサックもコマーシャルやイベント出演など増えているが、YouTubeで結果を残せば、なかなかテレビに出られなかった芸人が、世間に知られるチャンスが増える。青田買いする意味でも、YouTubeチャンネルを持つ芸人に注目することをおすすめする。

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