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橋本千春の勝馬ピックアップ!(9/25)オールカマー、他

4回中山競馬6日目(9月25日・日曜日)予想・橋本 千春

☆中山11R「オールカマー」(芝2200メートル)
◎6ゴールドアクター
○7マリアライト
▲12カレンミロティック
△1サトノノブレス、11ワンアンドオンリー
 老若男女誰でも来い、のオールカマー。枯れ木も山の賑わいだ。枯れ木は誰か、野暮な詮索はさておき、勝つのはグランプリ馬のゴールドアクターでしょう。天皇賞・春はよもやの12着と大きく期待を裏切っているが、敗因は明らか。ゴールデンウィークを見越した調整で微妙な狂いが生じたもの。結果、当日はテンションが上がったうえに、外枠(17)番枠も響き引っ掛かる不利が重なった。それで0秒8差なら決して悲観することはない。「ひと夏越して馬体はグンとパワーアップしている」と、リベンジに燃える吉田隼騎手。「中山2200メートルはベストの条件。スムーズに折り合いが付けば」勝てるハズ、と自信を覗かせる。グランプリ馬の名に懸けて負けることは許されない、最高の舞台装置が整っている。

☆中山10R「外房特別」(芝1600メートル)
◎14ブランドベルグ
○7タガノカムイ
▲2スターオブペルシャ
△10メイショウメイゲツ、11ストリートキャップ
 4走前の花見小路特別(千万)を快勝している、ブランドベルグ。続く準オープン特別・飛鳥Sもハナ差2着に逃げ粘っているように、ここではスピード、実績とも一枚上。降級戦の前走・西部スポニチ賞2着は久々の分だが、0秒1差に逃げ粘った内容は評価できる。休み明け2戦目で上積みは大きいし、今度は後続の差し脚を完封する。

☆中山12Rサ3歳上500万下(ダ1800メートル)
◎3ピアシングステア
○14インストレーション
▲16クラシコ
△6ポルトボナール、10ケンベストカフェ
 終わり良ければ総て良し。勝ち組はピアシングステアでもっと儲けを増やし、負け組は損失補てんさせてもらいましょう。とりわけ、中山コースは3走前の500万条件快勝を含め、<2021>と、実績はメンバー有数。休み明け3戦目でプラスアルファも魅力だし、3キロ減量の木幡巧騎手なら大船に乗ったのと同じだ。

☆阪神11R「神戸新聞杯」(芝2400メートル)
◎14サトノダイヤモンド
○7エアスピネル
▲15ミッキーロケット
△5カフジプリンス、8ナムラシングン
 3着まで菊花賞の優先出走権が与えられる、トライアルレースだが皐月賞3着(0秒4差)、ダービー2着(ハナ差)のサトノダイヤモンドにとっては負けられない一戦だ。一足早く、皐月賞馬のディーマジェスティはセントライト記念を、ダービー馬のマカヒキはフランスで凱旋門賞の前哨戦・ニエール賞を快勝。本番に向けてベストパフォーマンスを披露している。3強の一角、サトノダイヤモンドもひと夏越して確実に成長を遂げた、力強い走りが期待できる。

※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。

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