search
とじる
トップ > レジャー > データインパクト 中山ダート編

データインパクト 中山ダート編

 先週に引き続き師走の中山開催を分析。今週はダートコース編を紹介していこう(集計期間は、過去5年)。

 ▼コース分析 中山ダートは1200メートルと1800メートルの2つの距離で番組の9割以上が占められる。平均馬連配当は、1200メートルの7000円超えに対し、1800メートルは4600円程度。万馬券発生率でみると、中山は秋開催より師走開催の方が荒れず、1番人気の連対率も今開催が高い。芝は荒れ、ダートは堅め…これが12月の中山開催ということだ。

 ▼1番人気(騎手) この時期の中山ダート、1番人気では藤田騎手(7戦6連対)をはじめ、吉田豊、江田照、ルメール、吉田隼、ペリエ騎手あたりが好調。ダートに強いというイメージがある横山典騎手は、1番人気で5走以上している14騎手中最低の複勝率53%。世間のイメージはアテにならないものだ。

 ▼1番人気(種牡馬)
1番人気に強いのは、ブライアンズタイム。産駒が9戦し、<6210>、勝率60%、複勝率100%はすごい。タヤスツヨシも4戦<2200>と連対率100%! 以下、トワイニング、フレンチデピュティ、ティンバーカントリー、クロフネが好調だ。逆に不調なのはジェイドロバリー。ダートに強そうな血統だが、1番人気で複勝率4割では軸馬失格だ。

 ▼人気薄(騎手) 柴田善騎手が、7〜9番人気に限定すると、22戦して<23215>、複勝率3割強という数字を記録。これは、2番人気馬の平均的な数字である。人気薄で非常に強いので、ぜひ押さえておきたい。以下、蛯名、石橋脩、北村宏、木幡、吉田豊、松岡、二本柳騎手あたりも狙い目だ。

 ▼人気薄(種牡馬) 種牡馬では、アジュディケーティング、ディアブロ、シャンハイ、フレンチデピュティ、スキャン、ティンバーカントリーが人気薄で好調だ。

 ▼儲かる騎手 中山ダートで、騎手別のあらゆるデータを分析し、もうかる、もうからないを指数化、『儲かる指数』として表現した。集計対象は、過去5年の12月の中山開催のダートコースで20戦以上、なおかつ7連対以上の騎手20人が対象。

1位 125P 小野
2位 121P ルメー
3位 106P 松岡
4位 105P 木幡
5位 104P 吉田豊
6位 102P 吉田隼
7位 98P 柴田善
8位 93P 北村宏
9位 87P 藤田
10位 80P 蛯名
11位 79P バルジ
12位 79P デザー
13位 79P 江田照
14位 78P 田中勝
15位 77P 武豊
16位 75P 後藤
17位 68P 横山典
18位 63P 菊沢
19位 61P ペリエ
20位 53P 勝浦

 一番もうけやすいのは意外にも小野騎手。大穴を出す傾向が強い点が評価された。ルメール騎手は中穴に強く、松岡騎手は人気薄を3着に持ってくるクセ(?)がある。逆に、ペリエ騎手や勝浦騎手は、もうけたいなら狙ってはいけない騎手ということだ。

関連記事


レジャー→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

レジャー→

もっと見る→

注目タグ