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最恐? のお化け屋敷! 『ガマ洞窟』

 暑い夏には、やっぱり背筋も凍るお化け屋敷。日本各所にあるお化け屋敷の中でも、寒イボが立つような最恐? のお化け屋敷が筑波山のふもとに存在する。

 パワースポットとしても人気がある茨城県の霊山・筑波山。ふもとのロープウェイの駅にはドライブインがあり、お土産物屋や食堂があって観光客が賑わっている。そして、ガマランドという一昔前の遊園地も併設されていのである。
 美しい緑の筑波山を背景に、神々しい巨大な日本一の四六のガマ大明神が鎮座し、まわりには色とりどりの不思議なオブジェやクラシックな遊具などがある。そのユニークな光景は、感動を通り越して脅威である。筑波山名物はガマの油売りだから、ガマをコンセプトにこのような施設を作ったのであろう。そして、ガマランドには最恐?ともいうべきお化け屋敷「ガマ洞窟 Mystery Zone」があるのだ。

 「ガマ洞窟」には、売店でチケット500円を購入してから入場する。薄暗い中に一歩入ると洞窟の壁のいたるところに、人形、ぬいぐるみ等々いろんな意味不明のものが飾られていている。しかし、どれも薄汚れていて年代を感じさせられて不気味である。そして、洞窟の奥に進むにつれ、足元がぐにゃりとしたり、何か動いたりといろいろと精一杯ローテクな仕掛けがほどこされてある。うめく化け猫、巨大いのしし、ガマお化け、人食い婆なども待ち構えていて内容がバラエティーに富んでいて油断はできない。そして、手作り感たっぷりの怪奇な造形物が展示されてあり、しかも、洞窟は意外にも距離が長くて、出口はまだなのかという不安を感じさせる。しかし、一番恐怖を感じたのは、天井に貼り付いているカマドウマ(俗称:便所コオロギ)を発見した時であった。だが、カマドウマは、ガマの好物らしいから、ガマ大明神のお供え物としているのだろうと妙に納得。そして、長い道のりを経てやっと出られた出口は意外なところにつながっていた。しかし、ここではあえて伏せておこう。しかし、お化け屋敷を出てからもしばらくは、悪夢から覚めない感覚であった。

 「ガマ洞窟」は、ガマランドを作ってすでに故人となった社長の手作りらしい。だから、心のこもった怖さを感じるのだろう。ありきたりの恐怖はもう飽きた、たいくつな日常にガツンとくるキックが欲しいという方にはおすすめかもしれない。そして、いつも空いているので待ち時間もなくすんなりはいれるとのことである。
 ただし、「お客様へ 入場料の払い戻しはいたしません」ということなので、心して挑んでいただきたい。

(呪淋陀)

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